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輸入住宅の魅力は、まずはその独特の外観が挙げられる。欧米各国にルーツをもつ スタイルが数多くあり、そのデザインは多彩。どのタイプにするかを考えることは、 輸入住宅を建てる醍醐味ともいえる。
北米住宅の代表格で、日本でも根強い人気のアーリーアメリカン。板張り風のラップサイディングの外壁にドーマーを載せた切妻(きりづま)屋根、連続するコラム(円柱)で支えたカバードポーチなどで構成する。外壁には白や緑、水色、黄色などの爽やかな色調が用いられ、全体に軽快で開放的なイメージがある。また、上げ下げ窓や格子入りの窓、半円形のハーフサークルウインドーなど、多彩な形の窓が洋館の趣を高める。
ブルーと白の配色を基調に、鎧戸、カバードポーチの柱や手すり、妻飾り、風見鶏やスタンド式外灯などのパーツを加えて装飾性豊かに仕上げ、洋館の趣を際立たせている/エービーシーホームズ
物語「赤毛のアン」のグリーンゲイブルズを再現。ポイントの緑は外壁の妻面、鎧戸、ポーチコラムに活かし、白との対比を鮮やかに。調和のとれたエクステリアも好印象/メープルホームズインターナショナル
サイディングとレンガタイル張りの外壁に、傾斜を変えるフレアード屋根は、オランダにルーツをおくダッチ・コロニアル様式。ドーマーやチムニー(煙突)がポイントに/セルコホーム
爽やかなマスタードイエローのラップサイディングに多彩なデザインの窓、アウトドアライフを楽しめるカバードポーチなどを配した、アーリーアメリカンの典型的なスタイル/セルコホーム
淡いグレーの外壁に妻飾りを配し上品な雰囲気に。幾重にも連なる切妻屋根、ビルトインガレージや台形の張り出しでボリューム感をもたせ、邸宅の佇まいを強調/東急ホームズ
パリの古いアパルトマン(階下が店舗などになった集合住宅)。そして自然豊かなパリ郊外の地域、イル・ド・フランスに立つ邸宅。これらの白を基調としたエレガントな佇まいが、日本でも人気だ。漆喰(しっくい)をはじめとする塗り壁に、ライムストーンなどの石の素材やアイアンを組み合わせ、窓は縦長のフォルムの両開きのフレンチドアまたは上げ下げ窓を用いる。屋根に採光用の小窓、ドーマーを載せると、瀟洒(しょうしゃ)な感じが際立つ。
塗り壁にコーナーストーンをアクセントとして使用。左側の搭屋、2つのチムニー、ドーマーで立体感を出し、軒下や窓まわりの装飾、アイアンのエクステリアで表情豊かに/ノアデザイン
奥行きのあるポーチとその上部に設けたバルコニー、多角形の塔屋やドーマーでボリューム感のあるフォルムを構成。同じ白でも石、タイル、吹き付けを組み合わせて表情豊かに/エービーシーホームズ
外壁は石と吹き付け塗装の組み合わせ。アールのドーマー、張り出しに沿って並べたハーフサークルウインドーと縦長の窓、アイアンの妻飾りなどでエレガントな雰囲気を演出/エービーシーホームズ
ツートーンで上下に切り替えをつけ、アイアンのバルコニーを配した典型的なパリのアパルトマンスタイル。/メープルホームズインターナショナル
屋根は天然石のスレートに、外壁は目地のような凹凸を設けたストーン張り風のアレンジで、クラシカルなテイストに。フランスの田舎にあるワイナリーを思わせるシャトースタイル/フロンヴィルホーム千葉
スペインやフランス南部の住宅にルーツがあり、明るく、素材の温かな質感にあふれるスタイルだ。白やベージュ系色の厚みのある塗り壁に、屋根材には瓦を使用。S字瓦の赤茶色と波型のフォルムが、特有の立体的な表情をつくり出す。アクセントとして、アイアン製のバルコニーや手すりなどの装飾部材を加える。イスラム建築の影響を受けたアーチ状の意匠を、窓まわりや玄関ポーチに再現するパターンも見られる。
ルージュブラウンの素焼きの瓦屋根とアースカラーの外壁が青空に映える。エントランスやバックヤードに白のキャノピー(天蓋)とポーチコラムを設けた豪華な邸宅/フロンヴィルホーム千葉
急勾配の切妻屋根とフレアード屋根の連続が、瓦の質感と色を明瞭に見せる。白の塗り壁に小さな窓は本格派の造作。ドーマーやチムニーでオリジナルのアクセントを加えた/メープルホームズインターナショナル
シンメトリーのデザイン、バルコニーの張り出しが堂々とした構えを見せる、格調高いスパニッシュスタイル。スペイン製の赤い瓦とコーラルピンクの外壁で明るい印象に/ノアデザイン インク
赤茶色の混ぜ葺きのS字瓦にベージュの塗り壁、アイアンの妻飾りや門扉を配したスパニッシュスタイル。パティオ(中庭)を設け、各部屋に光と開放感をもたらすのも特徴の一つ/東急ホームズ
リゾート風の邸宅。ブリックタイル張りのボリュームあるデザインながら、ベージュと白、屋根の赤の明るい配色は、重厚感よりはむしろ華やかさが際立っている/フロンヴィルホーム千葉
北米から伝わってきたジョージアンは、堂々とした邸宅風の佇まいが特徴だ。寄棟(よせむね)屋根に箱型のフォルムで、玄関を中心に上げ下げ窓をシンメトリーに配するのが基本。総張りにした赤いレンガ調のブリックタイルと、窓枠の白との対比が、外観をより鮮やかに際立たせる。大型の玄関ドアと、その上部のペディメント(三角形の庇飾り)、軒下のディンティルモールディングといった装飾も、風格を高めるのに欠かせない。
玄関上部にアールのラインを用い、ドーマーを載せた印象深いスタイル。淡い色調のレンガタイルと、白で統一したサッシや玄関ドアの組み合わせで、端正ながらもエレガントな雰囲気に/フロンヴィルホーム千葉
上階の窓の個数は奇数で、玄関ポーチを建物の奥に配するのがジョージアンの正統派スタイル。ハーフサークルウインドーを組み合わせた中央の窓と玄関まわりの白枠がアクセント/天草ハウジング
箱型、左右対称の基本スタイルを、白一色でコーディネートした爽やか、かつ優美な印象のデザイン。上階には窓枠を設け、1階の窓はくぼみの中におさめ陰影ある表情に/アーデンホームインターナショナル
ジョージアンの基本型にバルコニーのあるガレージ棟をプラス。ブリックタイルと白の配色を連続させて統一感を強調した。ゆったりした曲線のアプローチも邸宅の趣を高めている/セルコホーム
シンメトリーの基本をおさえつつ、正面中央に切妻面を張り出し、エントランスを豪華にしつらえたアレンジスタイル。ドーマーを左右対称に設けてアレンジし、ボリューム感を強調/東急ホームズ
イギリスを発祥の地とし、アメリカでも人気を博したチューダー。急勾配の切妻屋根の妻側を建物のファサード(正面)とし、あわせて玄関ポーチも切妻屋根とアーチ型の開口で構成する。外壁の仕上げはブリックタイルや塗り壁のほか、日本では1階をブリックタイル張りに、2階に柱や梁などの木の骨組みをデザインとして見せるハーフティンバーが好まれる。上げ下げ窓を、柱や梁のラインに沿って配置すると端正さが増す。
アールの開口をもつレンガ張りのピロティの上に、広々したバルコニーを設けたリゾート風の住まい。上階の奥の、ティンバーを見せた妻面の連続が印象深く、全体を華麗な雰囲気に見せる/エービーシーホームズ
柱と梁型のティンバーの間に窓を規則的に配置するチューダーのデザインを踏襲。横に長い建物を、ドーマーや五角形の張り出し、タイル張りのテラスなどで多彩な表情に見せている/メープルホームズインターナショナル
ティンバーとブリックタイル張りで構成し、柱と梁型の間に規則的に上げ下げ窓を配した端正なフォルム。チューダー独特のクラシカルな風情が、木立ちの中でいっそう際立つ/天草ハウジング
落ち着いた暖色系のスタッコ仕上げの塗り壁に、窓まわりの白いトリミングがエレガントで印象的。伝統を踏まえながらもモダンな佇まいを見せる。建物への石畳を敷き詰めたアプローチも趣深い/三井ホーム
全面にティンバーフレームの装飾を施した、素朴なカントリーの風情漂うチューダー。建物全体のデザインを楽しめるよう、外構の高さを抑え透ける素材を用いたのもポイント/東急ホームズ
アメリカの古き良き時代、20世紀初頭にかけて大流行したスタイル。主となる棟に八角形の塔を組み合わせ、いくつかの妻面を見せた立体的なフォルムを特徴とする。玄関に連続するカバードポーチを設ける場合もある。外壁材のラップサイディングは白やパステルカラー、曲線や装飾性の高いポーチ柱、妻飾りなどでデコレーションを施す。
ラップサイディング張りの主棟に塗り壁の塔屋をつなげ、カバードポーチを加え多彩な表情を見せる外観。塔のボーダーカラーを主棟の窓枠に用いるなどで統一感を出した/セルコホーム
イタリアのヴィラ(荘園邸宅)をモデルにした住宅がイギリスで流行し、19世紀にアメリカにもたらされた。箱型のフォルムに緩やかな勾配の寄棟屋根、淡い色調の塗り壁や石使いがベース。軒下のディンティルモールディングと連続するブラケット、窓まわりのアーチ状の浅い庇、さらに縦長の窓まわりを強調するフレームなどの装飾を加える。
ピンク色の外壁と白の装飾のコントラストが映える外観。軒下のディンティルモールディングと支えのクラウンヘッド、窓パネルなどの多彩な装飾が華やかさを演出/東急ホームズ
ブルゴーニュなどの北フランスに見られる住宅がモチーフ。地域の特性として降り続く雨水を流れやすくするため、急勾配の屋根の特有のフォルムをもつ。屋根材はプロヴァンスとは異なり、平らなプレート型を使用。漆喰(しっくい)をはじめとする塗り壁に、玄関ドアや窓、鎧戸(よろいど)にはフレンチブルーと呼ばれるグレイッシュな青を組み合わせて完成。
急勾配の屋根とドーマーは、ニュアンスのある茶系色のフランス瓦の質感を際立たせる。白い壁にフレンチブルーのサッシと鎧戸が映え、スタイリッシュな雰囲気に/メープルホームズインターナショナル
主に北欧、スウェーデンの伝統的なカントリーハウスをもとにし、恵まれた木の素材をふんだんに活かすのが特徴。瓦は平らなプレート型、壁のサイディングは縦張りで、赤や茶色、ブルー、黄色などの多彩な色調が好まれる。サッシの材質は北欧産のパイン材で、特有の四角いフォルムをもち、白木のまま、または白く塗装して用いる。
大屋根と、石積み調のタイルとサイディングのツートーンの外壁で、個性的なフォルムを構成。バルコニーや妻飾り、木製サッシの白がアクセントに効いている/スウェーデンハウス
イギリス中部に位置する美しい自然の広がる丘陵地帯、コッツウォルズ地方特有の住宅。現地のみで産出される、はちみつ色のコッツウォルズストーンを外壁に用いるのが鉄則。切妻屋根にドーマーを載せ、縦長の窓を並べ、台形の張り出しを設けて凹凸感を出す。また、窓の上下には棒状のウインドーヘッドを設けると本格的だ。
本場イギリスの家にならい、窓の面積を抑えて外壁の面積を大きくとることで、石の質感を一層際立たせたつくりに。木製の玄関ドアやチムニー、ドーマーで雰囲気をアップ/メープルホームズインターナショナル
アメリカ、ニューメキシコ州のサンタフェの街に見られる、農耕先住民の住宅をルーツにした建物。軒の出がなく厚ぼったい赤茶色の壁に、丸太の梁の装飾、ヴェガを見せるのが特徴。個性をやわらげたい場合には、色みを淡い白やベージュなどのトーンに抑え、丸みのある角をシャープにすると都会風にアレンジできる。
厚塗りの壁とヴェガ、S字瓦といったサンタフェのモチーフを用いながらも、すっきりした白、四角の小窓の連続で、住宅街に調和するスタイリッシュな雰囲気にアレンジ/メープルホームズインターナショナル