採光関係比率

採光関係比率(サイコウカンケイヒリツ)の意味・解説

採光関係比率とは、建築基準法が定める、開口部(窓など)の「有効採光面積」の計算に用いられる数値。採光の取り入れやすさを示す。

■採光関係比率の計算方法
採光関係比率=「開口部から隣地境界線までの距離(※1)」÷「開口部の中心部から直上の建築物までの高さ(※2)」

(※1)開口部の上部分に庇(ひさし)やバルコニー、上の階の建物部分などが張り出している場合は、そこから隣地境界線までの距離。同一敷地内に建築物がある場合はその建築物までの距離。開口部が道路や公園などに面する場合は緩和措置がある
(※2)「直上の建築物」は、開口部がある面の「建物の頂上部」を指す(傾斜した屋根が壁より低く張り出している場合はその部分など例外もある)。なお、建物の形状によって複数の数値が計算できる場合は、最も小さい数値が採光関係比率となる。

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