緩燃性

緩燃性(カンネンセイ)の意味・解説

緩燃性とは、物質に着火したときに燃焼が持続し、その燃焼速度が緩やかな性質であることを表す言葉です。燃焼性には、不燃性、極不燃性、難燃性、緩燃性、可燃性などの基準があり、緩燃性はそのなかのひとつです。
建築基準法では、火災による建物の燃焼を遅延させるため、住宅建築には防火材料を使用することと定めています。その基準内容は、通常の火災による火熱が加えられた場合に、「不燃性能」は加熱開始後20分、「準不燃性能」は加熱開始後10分、「難燃性能は」加熱開始後5分、以下の要点を満たすことと定めています。
1.燃焼しないものであること
2.防火上有害な変型、溶融、き裂その他の損傷を生じないものであること
3.避難上有害な煙又はガスを発生しないものであること

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