東京カンテイの調査によると、分譲マンションの賃料相場が安定して高水準で推移していることが分かった。首都圏はm2当たり2600円前後、近畿圏は同1800円前後が続く。東京23区や大阪市など都心部では上昇傾向が見られ、買ったマンションを人に貸しやすい状況になっている。
※東京カンテイ調べ(専有面積30㎡未満の住戸、事務所・店舗用は集計から除外)
Q.分譲マンションの賃料相場って何?
A.マンションをいくらで貸せるかの目安じゃ
スマイカ:「普通の賃料相場とは何が違うの?」
ジュータコ:「普通の賃料相場は賃貸住宅の家賃のデータじゃが、こちらは分譲マンションを人に貸したときにいくらで貸せるかのデータじゃ」
スマイカ:「買ったマンションを人に貸す人は多イカ?」
ジュータコ:「転勤などで自分が住まない間に貸す人は少なくない。首都圏の平均賃料は70m2換算で18万2000円前後じゃから、住宅ローン返済の足しになる」
Q.賃料相場が高めでも貸さないと意味ない?
A.高く貸せるかどうかは資産価値を表すのじゃ
スマイカ:「人に貸さずに自分でずっと住む人にはあまり関係ないのでは?」
ジュータコ:「人生は何があるか分からん。家族構成の変化や転職などで、自宅を売ったり貸したりして住み替えなければならなくなるかもしれんじゃろ」
スマイカ:「だから家賃が高いほうがいいのか」
ジュータコ:「賃料相場が高いエリアは資産価値も高いといえる。マンションを買うときには周辺の賃料相場も確認しておくことがオススメなのじゃ」