2016年度のグッドデザイン賞が発表され、デザイン性に優れた多数のマンションや一戸建て、住宅設備などが受賞に輝いた。なかでも注目されるのがコミュニティづくりの取り組みだ。住宅のハード面だけでなく、居住者や地域住民が参加できるソフト面での暮らしの豊かさを求める動きがトレンドとなっている。
コミュニティづくりの取り組み例(2016年度グッドデザイン賞より)
Q.コミュニティづくりも受賞の対象なんですか?
A.暮らし方を提案するのも重要なデザインなのじゃ
財団法人日本デザイン振興会が主催するグッドデザイン賞は、工業製品だけでなく住宅や設備なども対象になる。近年では街やコミュニティづくりの活動を対象とした受賞事例も目立つようになった。
スマイカ:「建物のデザインがカッコいいマンションだけじゃないんですね」
ジュータコ:「住み心地を良くしたり、暮らし方を提案したりするのも、マンションの重要なデザインじゃからの」
Q.マンション内だけでなく地域ぐるみの例もある?
A.地域全体を豊かにするエリアマネジメントじゃ
受賞対象には、マンション内にとどまらず周辺の地域住民も参加できる取り組みもある。イベントや学びの場を提供することで、地域全体の暮らしを豊かにするエリアマネジメントの活動だ。
スマイカ:「地域が暮らしやすくなれば、マンションの資産価値も高まりそうですね」
ジュータコ:「マンションや地域でどんな暮らしが実現できそうなのか、モデルルームで確認するといいじゃろう」