奈良県生駒市の施工主のリフォーム事例

壁を向いたキッチン、和室が横並びで2部屋と歴史を感じる間取りです。これでは、各部屋が区切られておりお家の広さをお家の部屋を十分に生かすことができていません。

家族で暮らした思い出のお家の雰囲気を残しながら設備を
一新し間取りも変えて快適に暮らせるお家にしたいです。

和室の仕切りを無く洋間の変更し広く開放的なLDKになりました。繋がりのあるLDKは空間を広く明るく、家族とのコミュニケーションを豊かにしてくれます。
床の間や鴨居、長押は残して思い出の残るお家の雰囲気は感じられます。

古いながらも魅力ある障子や欄間、床の間、柱や梁などの既存の素材をできるだけ生かしたリノベーションにしたいと考えました。
洋風リビングと和室があった一階は壁を取り払い、ワンルームでゆとりのあるLDKとしました。
既存の柱や鴨居は残し、背割りやホゾなどの隙間を丁寧に埋木することで、新旧の素材の対比がデザインとして現れます。また、キッチンや建具にステンレスやガラスなどの素材を選定しました。このような無機質な素材は古い木材との相性が良く、調和のとれた質感を与えます。古い素材のポテンシャルを最大限に生かし、新築ではできない居心地の良いどこか懐かしいリノベーション物件です。