プレサンス ロジェ 四日市駅SOUTH （取材レポート）

「本物件はワンフロア６タイプの14階建てで、ファサードの縦横比がちょうど同じぐらいの、とても据わりのいいプロポーションに自然となっています。ただそのままの平面的なデザインですと、飽きやすく面白味もありません。そこで長谷工コーポレーションさんから、６案ほど外観デザインをご提案いただきました」

「その中から採用したのが、アシンメトリーな位置にダブルのマリオン(垂直の柱)を入れて面を分割し、ガラスルーバーやバルコニーの素材で変化をつけた、リズミカルで飽きのこないデザインのもの。若い世代の目にも留まるような、都会的でシャープさも感じられるマンションの姿をめざしました」

「最上階(14階)の住戸はバルコニーのガラスを透明にして、部屋の中からでも眺望が楽しめるようにしています。また基壇部の１階と２階は、黒で引き締めて安定感を強調。あと、これは完成予想図を出していないのですが、裏側になる共用廊下側もエレベーター部分に上から下までガラスを通すなど趣向を凝らして、どこから見ても見栄えのする外観に仕上げています」

「エントランスまわりには植栽をしっかり入れて、正面にはシンボルツリーとしてクリスマスツリーにもよく使われる『ドイツトウヒ』を配置しました。マンションの管理組合さん次第ですが、クリスマスの時期には飾ったりすることもできると思います」

「エントランスホールは上質感のある石系とタイル系の素材、それから温かみのある木目の入った素材を使って、入居者の方が帰宅したときにホッとするような空間にしています。ラウンジは仕切りを入れて隠れ家的な感じにして、上質なソファーセットも配置。ちょっとした井戸端会議や待ち合わせにも心地よく使える空間にしました」

「敷地内駐車場は全81戸の約70％にあたる57台分を用意しました。またバイク置場４台とミニバイク置場10台は屋内にあり、自転車置場も152台確保。ファミリーが不便なく暮らせるようにしています」
　

「住戸の採光は都市部だと苦労することも多いのですが、本物件は三方道路で周りの建物との距離もあって問題がなく、逆にふんだんにとれるところが大きなメリットになっています。とくに角住戸のAタイプとGタイプ、FタイプとHタイプは、いわゆる妻面も構造的に許される限りの窓幅を取り、室内にしっかり光が届くようにしています」

「収納は販売を担当するプレサンス住販側の要望もあって、十分な容量をとるように長谷工コーポレーションさんにお願いしました。実際にウォークインクロゼット(WIC)は使いやすいですし、お客さまに対する訴求力もありますから、73m²台のDタイプもダブルWICにして収納力を高めています」