レーベン盛岡紺屋町 （取材レポート）

「住まい選びにおいて重視するべき点はいくつかありますが、後から変更することが難しい要素、具体的には、立地や建設地のロケーション、共用設備や駐車場設備などはその中でも特に重要で、事前の確認が必要なポイントと言えます。
共用設備や駐車場設備などは、模様替えや住設機器などの変更が比較的しやすい居室内の専有部分とは異なり、建築規約などの法的・物理的な面においても、入居者間での合意形成においても、後で変更することは容易ではなく、しっかり確認したいポイントです。
その点において、今回の現地取材で感じた点は2つあり、現地で真っ先に感じたのは、中津川に面して建設されているロケーションの魅力です。マンション建設地の開口部側（バルコニー側）がリバーフロントに面していることで、前面に新たな建築物が建つ可能性は将来にわたって想定しにくいと思われます。眺望が維持されやすいロケーションにあることは、長きにわたって大きな魅力となるでしょう。
加えて、現地から中津川方面を見ると、眼前に中津川の川面のせせらぎが間近に感じられ、目を上げれば、川を挟んで市街地の建物、その先の山々や大きな空を見渡す眺望、開放感は素晴らしいと感じました。中津川の遊歩道や風情のある橋、歴史ある建造物なども、歴史を重ねてきたからこそであり、こうした住環境は、将来にわたって、マンションライフを楽しむための大事な要素と思われました。」

「敷地内駐車場が全戸分100％確保されていること、全台分が平置き、さらにロードヒーティングが採用されていることも大きく着目したいポイントです。
分譲マンションでの駐車場設置ニーズは、地域や家族構成などにより異なり、東京などの都心部や単身向けのマンションではさほど台数を必要としないケースもありますが、地方都市のファミリー向けマンションでは、相応の台数確保が求められるケースが多くなっています。特に、お子さんのいる家庭や、近年は多数となっている共働き世帯の方が多く住まわれるマンションなどでは、全戸分の台数を確保する需要が強くなっています。
また、駐車場の利用は日々のことであり、買い物の重い荷物や、小さなお子さんやご高齢の親御さんの乗り降りなどがある方などは特に、敷地内平置き駐車場の使い勝手の良さは住んでから強く実感する点となります。
さらに、気候条件、降雪の量や気温などで、求められる駐車場は大きく違ってくるため、その実情に合わせた形態、設置が快適な生活には重要となり、盛岡においてはロードヒーティングが導入されたマンションの需要は強いと思われます。
盛岡市内では昔に比べて降雪は少なくなった感があるとはいえ、大雪の際は除雪で苦労することもあるほか、真冬の寒さが厳しい盛岡では、降った雪が凍結して難儀することが多く、ロードヒーティングは、急いでいる朝などには特に有難さが感じられると思います。」

「現地周辺をそぞろ歩くと、歴史ある建造物とともに、小さな新しいカフェや美術館なども点在し、歴史を大切にしながらも新たな活気が生まれている街であることが感じられました。中津川河畔に目を向けると、マンション建設地が面する中津川の遊歩道を歩く方や、老若男女問わず、家族や友人と川辺を楽しむ光景がとても多く見られ、中津川が都市を流れる清流であるとともに、人々の暮らしに寄り添った公園の役割も果たしていると思われました。
また、マンション建設地のある紺屋町は歴史的な街並みや文化施設が多く、観光・文化のイメージが強いですが、教育環境の観点からは「通学利便性」と「教育資源の豊かさ」に優れた都市型教育エリアとしての魅力も大きいと言えます。通学環境の点では市立城南小学校が徒歩7分、市立下小路中学校が徒歩8分といずれも通学距離が短い徒歩圏内にあるのは安心と言えます。加えて、児童館などにもアクセスしやすい点も嬉しいポイントでしょう。教育資源・文化施設の点でも、紺屋町は恵まれた環境にあり、「野の花美術館（深沢紅子 野の花美術館）」、「紺屋町番屋カフェ（旧消防番屋）」、「もりおか啄木・賢治青春館（旧第九十銀行本店本館）」、サケの遡上する中津川など、言わば「街そのものが生きた教材」になっています。さらに、徒歩やバスなどで通学できる範囲に、複数の公立高校をはじめ、個性ある教育の中高一貫の学校があることも魅力です。」