ウエリス西宮甲東園 （取材レポート）

大正から昭和初期にかけて、関西の財界・文化人らが郊外へ移り住むようになり、関西有数の邸宅街として開発された「西宮七園」。その7つの園の1つである甲東園駅から徒歩3分の地に誕生するのが本物件です。

甲東園一帯は、既に成熟した邸宅街が形成されていることから“駅近マンションの開発は難しい”と言われてきました。しかし本物件は「駅徒歩3分」の駅近立地に約7600m²もの広大な敷地を確保し「4棟構成×総戸数177戸」のビッグスケールで登場──これは現地がNTTの社宅跡地を継承した土地であり、系列デベロッパーであるNTT都市開発の《ウエリス》だからこそ実現したプロジェクトと言えます。

現地を訪れてみると建物は既に6階まで上棟済みで、低層マンション特有の“のびやかな開放感と明るさ”が好印象。敷地内には遊具が揃った提供公園のほか様々な共用施設が設置される予定で、大規模ならではの多彩な機能も魅力です。

■来年2月引渡し予定
引渡しが2月下旬に予定されている点にも注目を。近年は建設コスト高騰により分譲価格が上昇傾向にありますが、既に工期後半に入った本物件ならコスト高の影響を受ける心配も少なく済みます。また、入居までの待機期間が短くなることで住宅ローンの金利上昇リスクを回避しやすくなるほか、2月引渡しなら新年度スタートに間に合うため、お子さんの入園・入学準備の計画も立てやすくなります。

（現地の写真は2025年7月撮影）

甲東園は西日本で初めて「文教地区」の指定を受けた(※4)上ヶ原地区の最寄り駅。駅周辺には「関西学院大学」をはじめとする多くの教育施設が集積しています。

良好な教育環境を守る目的で厳しい条例が定められている上ヶ原地区では、賑やかな遊興施設等の建設が禁止されているほか、スパニッシュミッションスタイルと呼ばれる美しい建築物群は「西宮を代表する景観」として地域の誇りになっており、建物や街並み保全も積極的に行われています。このように法令によって守られているエリアなら、将来的にも住環境が大きく変わるとは考えにくく、住まい選びの安心感につながります。

なお、これは筆者の取材雑感ですが、文教地区では充実した教育環境に惹かれて常に子育て世代が流入するため「安定した住まいニーズ」が存在します。その需要に支えられ、中古物件になった後も物件評価を長く維持しやすくなると想定できる点も本物件の魅力。「子や孫へ受け継ぐ資産」としても有意義な選択となるでしょう。

■ニシキタの華やぎも身近に(※5)
「西宮北口」へ2駅4分。ビッグターミナルの駅近で住まいを探そうとすると、商業系地域の賑やかな人流の中で暮らすことになりますが、本物件なら2駅離れることで「ニシキタの商業機能」を身近に使いこなしつつ「静かな駅近生活」を叶えます。

※5:本プロジェクトでは「ニシキタエリア」を阪急西宮北口駅より徒歩20分圏内と想定しています。

「ウエリス西宮甲東園」のプランニングの特長やこだわりポイントについて、NTT都市開発関西支店住宅事業部 プロジェクト推進担当主査の林氏に伺いました。

多様なご家族の"多様なライフスタイル"、また"環境・防災"に対する関心の向上。この2つに応えていくことを大きな軸と捉えています。

「多様なライフスタイル」でテーマに据えたのは「趣味」。自分自身映画鑑賞、マラソン、バイク、漫画など色々趣味があるのですが、たとえばシューズやバイクを洗うことがマンションだと難しい。また、壁面本棚に漫画を並べてその部屋に籠りたいけどそのスペースを確保しにくい。実家は戸建てだったのでできていたけれど、現在はマンション住まいになり我慢していることが意外とあるなと。なので今回、そういったあれこれを『マンションで実現できたら』と考え、それを丁寧に形にしていきました。

共用部では、車やバイクの洗車やメンテナンスができるスペース、アウトドアグッズも洗える共用の洗い場、ゲストルームを兼ねたパーティルーム、映画鑑賞や楽器演奏が可能なマルチスタジオなどを用意。遊び心をプラスして、日常生活が快適になるのはもちろん「プライベートの時間が豊かになるようなマンションに」。そんな想いを込めています。