クリーンリバーフィネス学園前ミッドステージ （取材レポート）

プランは1LDK～3LDKの全8タイプ。フィネスシリーズは、「必要な場所にしっかりと確保する収納設計」で定評があり、この物件も見どころの一つが収納です。また、浴室は1LDKと2LDKも3LDKと同じサイズを採用するなど、専有面積の大小にこだわらず毎日使う水回り設備は使い勝手を重視しています。キッチンに食器棚を標準装備しているのもそのためです。同じ間取りでも、住まう人のライフスタイルや家族構成によって暮らし方は変わってきます。Bタイプ・2LDKを例に紹介しましょう。

一人暮らし、シングル女性の場合。Bタイプはリビング・ダイニングと洋室2を可動扉で仕切っていますが、普段は開放してひとつながりの広々としたリビング空間に。エクササイズなどでのびのびと身体を動かすこともできるでしょう。2つの洋室のクロゼットも夏用、冬用と使い分けたら衣替えもラクラク。キッチンは食器棚に加えて食品庫も設置されているので、食品をストックできて便利です。お風呂も2LDKながら1416サイズと大きめなので、半身浴を楽しむなどバスタイムをゆっくりと満喫できるでしょう。

次に、2LDKで最も需要が多い二人暮らしを見ていきましょう。まず、DINKSの場合から。Bタイプの魅力のひとつはリビング・ダイニングと洋室2が、可動扉によって一体化したり、独立した個室として使ったり、フレキシブルに使えること。LDKと洋室2を合わせると15.2帖の広さになるので、親しい友人たちを招いてホームパーティを楽しむこともできそうです。もし、そのまま泊まっていく場合には、可動扉を閉めてゲストルームに早変わり。リモートワークをする場合も、洋室2をホームオフィス的に使うことができます。

キッチンは独立型なので丸見えにならないのも、仕事をもつ忙しい妻にはうれしい点です。食器洗い乾燥機も家事の負担を減らしてくれるでしょう。収納が充実のBタイプ。クロゼットが2カ所にあるため、それぞれ夫用、妻用と分けて使うのも便利です。また、玄関収納も2つあるほか、玄関横にトランクルームも配されているので、スポーツやアウトドアが趣味の場合、これらの収納スペースを有効に使うことができそうです。

二人暮らしではこのほか、シニア夫婦、兄妹・姉妹というケースもありますが、母娘の親子で暮らす場合を取り上げてみます。

それぞれの個室を持てるのも、2LDKの魅力。どちらがどの洋室にしたらいいか、Bタイプの場合で考えてみましょう。提案したいのは、リビング続きの洋室2は母、独立した洋室1は娘の居室にすること。広さを考えると狭い方を親の部屋にするのは、抵抗があるかもしれませんが、配慮したいのは配置。年齢を重ねていく将来的にも、リビングと寝室が隣り合わせなだけでなく、キッチンやトイレにも近くて動線が楽なのは洋室2です。お昼寝するのも便利でしょう。独立した洋室1は、リモートワークをする際にリビングのTVの音が気にならないはず。生活時間が異なり、遅い時間に帰宅してシャワーを使用しても、洋室2で寝ている母に聴こえにくいでしょう。

収納面では、キッチンに食器棚と食品庫、トイレに手洗いカウンターと上部吊戸棚、洗面脱衣室にはリネン庫と各所に用意されています。女性同士、上手にシェアしながら使いこなしたいもの。なお、Bタイプはシューズクロークとトール型下足入があるので、それぞれ自分専用にするのも一案です。