サンクレーア本郷 （取材レポート）

サンクレーア本郷は、人気沿線・駅近・平面駐車場100％の3つの条件を兼ね備えたマンション。その魅力を、住宅評論家の井口氏にうかがいました。

「地下鉄東山線は、名古屋の主要駅や繁華街へダイレクトにアクセスできる点が大きな魅力で、住みたい沿線ランキングでこれまで常に上位にランクインしてきた人気路線。『本郷』駅から徒歩5分という立地を考慮すると、通勤や通学、ショッピングが便利で快適であることはいうまでもない。また、上記のデータが示す通り、駅に近いほどリセールバリュー数値が高くなる傾向にあることも事実だ。

便利で快適な生活には車が必需品であるが、駅に近い場所では敷地面積の制約などがあり、総戸数に対して全戸分の駐車場が用意されているマンションはそれほど多くないだろう。その点、当物件は全21邸に対し平面駐車場を21台分確保。そのすべてが、シャッターゲート付きの屋内駐車場となっている。

2025年6月19日現在、愛知県内に供給されている新築分譲マンション156物件のうち、『東山線沿線・駅徒歩5分以内』かつ『屋根付平面駐車場率100％』を満たす物件は当物件１件。出現率約0.642%という数値から見ても、この3つが揃うことの難しさがわかるだろう。

交通利便性と将来的な資産性を重視する現在のマンション選びにおいて、サンクレーア本郷は理想的なマンションといえそうだ」。

「当マンションの際立った特徴は、東山線沿線駅徒歩5分以内という立地ながら、建物の1階部分に屋内平面駐車場が100%完備されていること。これは車を大切になさっている方々にとっては非常に魅力的に映ると思われる。

屋内駐車場のメリットは、雨風や直射日光から愛車を保護し、ボディの劣化や汚れを防ぐだけでなく、夏冬の季節を問わず快適な環境が保たれることだ。リモコン式のシャッターゲートが設けられているため、盗難やいたずらといった防犯上のリスクも大幅に軽減できる。大切な愛車を安心して保管できることは、オーナーの精神的なゆとりにもつながるだろう。

また、平面式駐車場は、機械式駐車場特有の操作の手間や待ち時間がなく、スムーズな入出庫を可能にし日々のストレスを軽減してくれる。急いでいる時や荷物が多い時でも快適に利用できる点は大きな利点だ。ゆとりのある区画設計のため、大型車やハイルーフ車など幅広い車種に対応できるのもメリット。大型車の駐車スペースがないためにマンション購入を諦めたという話も耳にするので、この点はとても重要なポイントだろう。駐車が苦手な方でも安心して停められるのもうれしいポイントだ」。

「低層マンションは、住居専用地域など高さ制限が厳しいエリアに建設されることが多く、良好で落ち着いた住環境が維持されやすい安心感がある。また4階建て・総21邸なので、エレベーターの待ち時間が少なく、人の出入りも限られるためプライバシーが守られやすいのも大きな魅力だろう。管理組合における意見集約や修繕計画などの合意形成も、比較的スムーズに進むはずだ。

一方、駅周辺は既存の建物が密集しているため、小規模でも新たなマンション用地の確保は困難である。実際、過去10年間に名東区で供給された新築分譲マンション32物件のうち、4階建て以下の低層マンションは5件。そのうち、駅徒歩5分圏内の物件数は当マンション１件となっている。

一般的に小規模マンションでは、スペースの制約から共用施設がほとんどないのが通例だろう。しかしながら当マンションには、ジムスペースやコワーキングスペースが備えられていることに驚いた。外部のスポーツジムに通う手間や移動時間がなくなり、好きな時に運動を楽しむことができる。またコワーキングスペースは、気分転換を図りながら集中して仕事に取り組める“第二の書斎”となるはずだ。これらの魅力的な共用施設は、居住者の時間と空間を最大限に効率化し、生活の質を向上させるだけでなく、マンションの付加価値として評価の維持・向上にも寄与すると考えられる」。

「当マンションは『ZEH-M Oriented』と『低炭素建築物』の認定をダブルで取得。これは愛知県内で供給中の新築分譲マンション163件中4件・約2.45％だ（※10）。

両認定マンションに共通する特長は、外壁や窓、屋根、床などに施された高い断熱性により外気の影響を受けにくく、夏は涼しく冬は暖かい、一年を通して快適な室温を維持できることにある。リビングや他の部屋、浴室間の温度差が小さく、冬場でも高齢者や小さな子どもにも優しい住環境を実現。

断熱性の向上は結露の抑制にも繋がり、カビやダニの発生を抑えることで健康的な暮らしをサポートすることも期待される。また、静音性にも寄与し、外部からの騒音を伝えにくくするため、静かで落ち着いた居住空間が確保されやすいのも大きな魅力だ。

経済的なメリットも無視できない。断熱性能に優れた複層ガラス『Low-E 複層ガラス』や、長時間お湯の温度をキープできる『高断熱浴槽』、LED照明、節水型トイレなど、さまざまな省エネ設備が導入されているため、日々のエネルギー消費量を大幅に削減できる。毎月の電気代やガス代、水道代といった光熱費を抑えられ、家計に直接的な恩恵をもたらす。

このように、快適な暮らしが実現できるだけでなく、持続可能な社会に貢献する住まい方として、時代を先取りした取り組みといえるだろう」。