プラウド白壁コート （取材レポート）

「白壁は、徳川家康の名古屋城築城で城下町として栄えた街です。日本近代化の礎を築いた実業家達が居を構えた地でもあり、今も当時の名残を感じさせる街並みが残されています。そうした白壁の街にマンション用地を取得できる機会は多くありません。とくに、今回の土地は白壁町でも邸宅地の本流としての歴史を色濃く残す『白壁四丁目』にあります。そのため、弊社においても用地取得時から特別な想いがありました。

当初は現在の1/7程度で、プラウドを作るには難しい敷地規模でしたが、前述した通りの好立地です。時間と労力をかけてでも『用地の追加取得』をして邸宅然とした住まいを造るべきとの評価で社内は一致していました。

本物件は『白壁四丁目』にありながら、都心に繋がる出来町通に面するからこそ、歴史ある邸宅地を代表する住まいを目指しました。そして、その想いを土地所有者様にもご納得頂き、『野村不動産であれば土地を譲っても良い』とのお言葉を頂きました。その結果、追加で土地を取得でき、念願だった白壁四丁目でのプロジェクトが実現しました。

本物件の魅力は、圧倒的な眺望です。現地南側の隣接地は『白壁・主税・橦木 町並み保存地区』※2に指定されています。歴史的街並みや貴重な建築を未来に残すために定められたエリアで、20mを超える高さの建物の建築が制限されています。本物件では『町並み保存地区の隣接地』の特性を活かした建物が実現します」。

「『白壁の町並み保存地区を見晴らせる』というのは、本物件ならではの価値だと思っています。武家屋敷の面影を残しながら、整った景観と穏やかな空気が漂う暮らしが護られるというのは大きな魅力です。

『白壁四丁目』というと、低層住居をイメージされると思います。しかしながら、本物件は『白壁・主税・橦木町並み保存地区』に隣接するものの、高さ制限が町並み保存地区に比べると緩和されている場所に位置しているので、『白壁四丁目』でありながらも15階建ての建物を計画することができました。『白壁四丁目の品を踏襲し、街に溶け込む』、そんなプロダクトデザインを吟味しました。

まず、本物件の特徴ともいえる南側のバルコニー部分は、反射ガラスを採用した先進的なデザインが特徴です。アプローチは神社や寺院の『参道』や『奥座敷へ向かうアプローチ』のように、敷石の配列でリズムをつけながら、動線をカーブさせています。そうすることで、門を正面から見た時に敷地内の緑が見えてきます。奥行きを感じさせながら、イロハモミジなど四季の色彩を見せ、日本邸宅のアプローチのように仕上げました。

冒頭にも申し上げましたが、白壁は名古屋屈指の邸宅街です。そんな白壁の歴史を色濃く映す白壁四丁目ならではの素敵な風土に寄り添いながら、歴史を次代につなぐ未来志向のレジデンスが誕生します」。

「『プラウド白壁コート』がある白壁四丁目は、昔からの邸宅街ですが、文教エリアとしても知られていて、この地の子育て環境を求めて他エリアから移ってくるご家庭も多いです。

市立山吹小学校は開校から154年を迎える歴史ある学校で、先進教育を実践する学び舎としても注目されています。市立冨士中学校においても、1947年開校の歴史ある学校として知られています。こうした教育環境があることで、安心して子育てできる点が評価されています。

また、現地から徒歩圏内には愛知県初の県立中高一貫校となった明和高等学校・附属中学校のほか、私立東海中学校・高等学校、私立金城学院高等学校など、多彩な公私の教育施設が集まっているほか、都心から千種区方面を貫く基幹バスレーン『新出来町(しんできまち)線』付近には、名古屋大学や名古屋市立大学、名城大学などの大学キャンパスも点在しており、お子様の進学の選択肢を広くもてる環境にもあります。

本物件から徒歩2分の「清水口」バス停からは、通勤時の平日8時台は栄方面へ23本、およそ3分間隔で発着します。地下鉄のように地下まで下りる必要がなく、フラットなアプローチでバスを使えるのも見逃せない魅力です。

名古屋都心の利便性を享受しながら、お子様の成長に寄り添えることも白壁四丁目の魅力の一つです。子育て環境も、生活利便もあきらめたくない。そんな方には是非注目していただきたいです」。