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11年04月20日

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基礎知識・ノウハウ｜税金・税制｜贈与・相続｜

税制改正法案の成立が4月以降に印紙税の軽減など6月末まで延長

税制改正法案の成立が4月以降に印紙税の軽減など6月末まで延長

印紙税・登録免許税はひとまず３カ月延長: 　混迷が続く国会審議の影響で、税制改正法案の成立が4月以降にずれこむこととなった。
　住宅を買うときの印紙税と登録免許税の軽減は3月末で期限切れとなり、一時的に増税となる懸念があったが、6月30日まで3カ月の延長が決まった。改正法案が成立すれば予定どおり2年延長となる見通しだ。
相続税の基礎控除は改正後から引き下げ？: 　相続税の基礎控除引き下げについては、4月1日以降の相続から適用の予定だったが、法案成立後からの適用となりそう。ただし国会では震災関連の法案審議が優先されるとみられ、税制法案の成立は不透明だ。
　一方、親からの贈与について2500万円まで贈与税がかからず、相続時に相続税で精算する相続時精算課税制度については、法案が成立すれば1月1日以降の贈与に遡って適用範囲が
拡大される見込みだ。

取材・文／大森広司　イラスト／カズモトトモミ

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