SUUMO(スーモ)は、住宅・不動産購入をサポートする情報サイトです。
外国人入居者が安心して暮らせる環境づくりを使命とし、代表者の海外経験を起点に取り組みを展開。
日本での生活において生じる言語や文化の壁を軽減することを目的に、英語・中国語・韓国語に対応できるスタッフを配置。入居前には母国語で契約内容や生活ルールを丁寧に説明し、ゴミ出しや喫煙ルールなどを覚書に明記することでトラブルを予防。さらに、入居後も管理会社との橋渡し役を担い、修理やトラブル対応をサポートする体制を整備。
外国人受け入れを空室対策の有効な手段と位置づけ、業界に向けて積極的に発信。
日本賃貸住宅管理協会を通じて、高齢者や外国人受け入れに関するセミナーやマニュアル作成などにも貢献。
社会課題の解決と賃貸市場の持続的成長を同時に実現する取り組みとなっている。
近年、不動産業者や家主が「孤独死などへの漠然とした不安」を抱え、入居の受け入れをためらうという構造的な問題が起きている。10年ほど前より、自社で管理する物件での高齢者の孤独死も相次ぐようになり、入居率も低下。これらの問題を解決すべく取組に着手。また、第二回100mo!イベントへの参加も、さらなる取組加速のきっかけになった。賃貸暮らしをされるアクティブシニアとそのご家族が安心して生活を送ることができる「見守りサービス」と万が一の際の保険をセットにする仕組みを構築。65歳以上の入居者へは本サービスへの加入を必須とし、高齢者の受け入れを促進している。現在は愛知県稲沢市の社会福祉協議会と連携するなどして、さらに高齢者の受け入れ可能物件の増加に向けて、取組を実施中。
株式会社ブルーボックス様宮城県仙台市では震災復興後、空き家が増加していた一方で、高齢者は入居を拒否されるという矛盾に直面。
その背景には、家主や不動産業者が抱く「居室内での死亡」「保証人不在」「死後の家財処理」といった漠然とした不安が存在していた。
この不安を解消するため、「見守りサービス活用、告知ガイドラインの周知」、保証会社との連携による「保証・保険の一元化」、「死後事務委任契約の整備」を実施。
さらに取り組みを地域全体に広げるため、ステークホルダーである仙台市・居住支援法人・不動産業者、そしてリクルートも交え一堂に会する勉強会と交流会を開催し、顔の見える連携体制を構築。
この活動により高齢者受け入れの不安が解消され、地域の関係者同士が正しく理解し繋がることができ、入居率改善と同時に高齢者にも優しいエリアへ進化を続けている。