間口4ｍ、21.2坪の狭小地に建つN氏邸。昭和時代に建てられた築50～60年の実家を建て替え、2世帯住宅に。「家が古かったので、耐震面に不安を感じていました。また、昼間でも光が入らず薄暗く、夏は暑いし、冬は寒かったです」とNさん。家づくりにあたっては、家族構成の変化に対応できるように部屋数も希望された。そこで、限られた敷地を目いっぱい活かすために、スキップフロア設計やロフトを設ける立体的な設計を行い、床面積を増やしている。さらに2階は中庭バルコニーをコの字… 続きを読む
間口4ｍ、21.2坪の狭小地に建つN氏邸。昭和時代に建てられた築50～60年の実家を建て替え、2世帯住宅に。「家が古かったので、耐震面に不安を感じていました。また、昼間でも光が入らず薄暗く、夏は暑いし、冬は寒かったです」とNさん。家づくりにあたっては、家族構成の変化に対応できるように部屋数も希望された。そこで、限られた敷地を目いっぱい活かすために、スキップフロア設計やロフトを設ける立体的な設計を行い、床面積を増やしている。さらに2階は中庭バルコニーをコの字型に囲むように空間を配置し、視界が抜け、広がりが感じられるように計画している。また、ひとつの空間に複数の用途を持たせた「兼ねる」設計で空間を有効活用。例えば、廊下に書斎スペースを造作したり、玄関土間は広めに取ることで趣味部屋も兼ねた空間となっている。床はパインや杉など足ざわりのよい無垢材を選定、長い時間を過ごすダイニングやリビングの壁は健康に配慮して自然素材のしっくいで仕上げている。
玄関は広めに取ることで、DIYができる趣味空間を兼ねたスペースに。壁いっぱいに有孔ボードを設置し、大工道具や釣りのルアーなどを飾るように収納することができる。玄関土間にはお湯が使える手洗い場も設けている。1階は親世帯の寝室があり、水まわりも同フロアにまとめることで使いやすくしている。
玄関は広めに取ることで、DIYができる趣味空間を兼ねたスペースに。壁いっぱいに有孔ボードを設置し、大工道具や釣りのルアーなどを飾るように収納することができる。玄関土間にはお湯が使える手洗い場も設けている。1階は親世帯の寝室があり、水まわりも同フロアにまとめることで使いやすくしている。
2階はLDKとNさんの寝室を配置。中庭バルコニーをコの字型に囲むように、ダイニングキッチンとリビングがあり、外からの視線を気にせず、それぞれの空間にたっぷりと光を導いている。リビングから洋室にかけてはスキップフロア設計を採用し、リビングから4段の階段を上がると洋室が広がっている。キッチンの上はロフト… 続きを読む
2階はLDKとNさんの寝室を配置。中庭バルコニーをコの字型に囲むように、ダイニングキッチンとリビングがあり、外からの視線を気にせず、それぞれの空間にたっぷりと光を導いている。リビングから洋室にかけてはスキップフロア設計を採用し、リビングから4段の階段を上がると洋室が広がっている。キッチンの上はロフトになっていて、趣味空間や収納など多目的に利用できる。
ダイニングには吹き抜けを設け、キッチン上部はロフト空間に。ロフトに面したバルコニーからは海が見え、夏に開催される花火大会の特等席にもなっている。
ダイニングには吹き抜けを設け、キッチン上部はロフト空間に。ロフトに面したバルコニーからは海が見え、夏に開催される花火大会の特等席にもなっている。
スキップ階にある洋室の下は、大容量の納戸になっている。リビングと同じフロアのため、モノの出し入れもしやすい。
スキップ階にある洋室の下は、大容量の納戸になっている。リビングと同じフロアのため、モノの出し入れもしやすい。
「建て替えにあたり、数社を検討していました。コラボハウスさんでは、設計士さんと直接、家づくりの打ち合わせができ、話が弾んだのですが、金額的なところで、最終的に他社で契約。しかし、打ち合わせが進むにつれて、何かしっくりと来ないと感じるようになりました。それで再び、コラボハウスさんに戻ってきました」とNさん。設計士と直接、打ち合わせを行い、こだわりのある家づくりができる点が決め手になり、依頼することになった。
「建て替えにあたり、数社を検討していました。コラボハウスさんでは、設計士さんと直接、家づくりの打ち合わせができ、話が弾んだのですが、金額的なところで、最終的に他社で契約。しかし、打ち合わせが進むにつれて、何かしっくりと来ないと感じるようになりました。それで再び、コラボハウスさんに戻ってきました」とNさん。設計士と直接、打ち合わせを行い、こだわりのある家づくりができる点が決め手になり、依頼することになった。
21坪の狭小地でしたので、ご要望のあった空間をどれだけ取れるかという点が設計上のポイントになりました。当初、3階建ても検討しましたが、予算的なところで2階建てで計画を進めることに。ご家族構成の変化も視野に入れ、部屋数や収納スペースも必要とされていましたので、スキップフロア設計やロフトなどをご提案させていただき、必要な空間を実現しています。目の前にバス停があり、さらに隣家が迫る敷地のため、外からの視線を遮りながら、2階は中庭バルコニーをコの字型に囲むように空… 続きを読む
21坪の狭小地でしたので、ご要望のあった空間をどれだけ取れるかという点が設計上のポイントになりました。当初、3階建ても検討しましたが、予算的なところで2階建てで計画を進めることに。ご家族構成の変化も視野に入れ、部屋数や収納スペースも必要とされていましたので、スキップフロア設計やロフトなどをご提案させていただき、必要な空間を実現しています。目の前にバス停があり、さらに隣家が迫る敷地のため、外からの視線を遮りながら、2階は中庭バルコニーをコの字型に囲むように空間を配置し、十分な採光や通風を確保できるようにもこだわりました。
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 延床面積 | 89.43m2 （27.0坪） |
| 敷地面積 | 70.36m2 （21.2坪） |
| 工法 | 木造軸組 |
| 本体価格 | 1,500万円～1,999万円 |
| 竣工年月 | 2013年11月 |
| 店舗名 | 和泉府中オープンスタジオ |
| 住所 | 大阪府泉大津市豊中町2丁目7-15 |
| 問い合わせ | |
| ホームページ | この会社のホームページへ |
2間間口、21.2坪の狭小地に建つ2階建て住宅。前面道路は車や人の往来が多いため、1階正面は閉じた設計に。ガルバリウム鋼板の外壁をベースに、玄関まわりはアクセントに塗り壁を採用
陽あたりのよい2階リビング。中庭バルコニーをコの字型に囲むように空間を配置している。リビングは一段、床を下げたダウンフロアにして、緩やかに空間を区切っている
キッチンとリビングをつなぐところに設けた書斎スペース。単に通路としてだけでなく、書斎スペースを兼ねることで空間を有効活用。正面の窓やバルコニーから自然光が入り、明るい
日本酒が好きなNさん。キッチンの腰壁は、少しくぼませて、コレクションの銘酒を置けるようにした。「眺めて楽しんで、呑んで楽しんで。お気に入りの空間です」
趣味空間を兼ねた玄関土間の壁は、有孔ボードで仕上げて「見せる収納」に。趣味のモノに囲まれて楽しく過ごすことができ、必要な時にすぐに取り出せて使い勝手もよい
リビングから4段の階段を上がったところに洋室を設けた。家族構成の変化に合わせ、2部屋に増やすことができる設計になっている。階段下は閉じず、広がりが感じられるようにした
ダイニングキッチンの上は吹き抜けになっていて、開放感いっぱい。収納や趣味の空間として使えるロフトも設けている
書斎スペースには、空間に合わせてカウンターや棚を造作し、限られた敷地をムダなく使っている
パイン材の床、しっくいの塗り壁など、自然素材が心地よいダイニング。木やしっくいが湿度を快適にコントロールし、健やかな家を実現
洋室の窓は光を取り入れる実用性とデザイン性を兼ね備えてプランニング。シンプルでカッコイイ外観は正面からこの４つの窓が見え、アクセントになっている
ダウンフロアのリビングでは段差をベンチに見立てて腰かけることができる。また、段差を活かし、その段差に沿うようにテレビ台を造作している
端から端まで見渡せ、面積以上の広さが感じられる。バルコニーは3方に窓を設け、視界が抜ける。隣家に面しては高めに壁を立ち上げ、外からの視線が気にならないように配慮している
スキップ階からリビングを見下ろす。中庭バルコニーにはウッドデッキを敷き、気軽に外に出て、リフレッシュすることができる
空間に広がりが生まれる白い壁と木の床を基調にしたシンプルなデザイン。スキップフロアの階段には黒アイアンの手摺りを採用し、ナチュラルな空間のアクセントに
シンプルモダンな外観。古くから在る町並みに馴染むように、外壁には落ち着いた深いグリーン色のガルバリウム鋼板を採用
