長年にわたり南極・昭和基地の建築プロジェクトに携わるなど、住宅性能を追求し続けているミサワホーム。これからの家は「個人の資産」から、エネルギー供給やセーフティネットの役割を担う「社会のインフラ」へ。『CENTURY ECO Flagship』は、まるで木を植えるように、建てること自体が環境のためになる、新しいコンセプトの住宅だ。自然の力を活用してエネルギーを自給し、自然と一体化することで環境負荷を減らして、暮らしの変化にあわせて成長する。CO2削減による「環境負荷低減」レベルから、建設時に排出したCO2までも生活段階で回収し、地球全体の環境保全にも貢献する「生態系の一部」へ。その発想には先進のテクノロジーのみならず、自然の風を導く開口や動線の設計、陽光を季節によって取り入れたり遮断したりして熱をコントロールする「軒(のき)」など、自然と共存して生きてきた日本における伝統的な「暮らしの知恵」も活かされている。