体に良くないものは使わない。化学ノリをいっさい使わずに家を建てることはできないものかと、長年研究してきた。そして、ついに体に良い、無添加の家を完成。さらに、建材などには天然素材を吟味して選び、無添加を実現。化学物質を使わずに、自然で健康な家づくりを進める「無添加住宅」の誕生です。「無添加住宅」は、極限まで自然の素材にこだわっています。例えば、化学ノリに代わる接着剤として、米でつくる「米のり」・動物の骨や皮からつくる「にか わ」などを使っている。長年の研究の結果、無害な自然のりを安定的につくり、建具に利用するなど実用化することができた。また、ビニールクロスに代わる内装材として、リーズナブルな「漆喰(しっくい)」塗り工法を開発するなど、化学物質を使わない無添加の素材と工法で住まいづくりを進める。