トトモニ　一級建築士事務所

リビングからの素晴らしい眺望。リビングフロアには、やわらかくて肌触りのいいクルミ材を使用。温かみを感じられる素… 続きを読む

リビングからの素晴らしい眺望。リビングフロアには、やわらかくて肌触りのいいクルミ材を使用。温かみを感じられる素材だからクルミの木を選んだという。天井や壁は調湿作用の高い漆喰を使っている。家族がいつも快適に心地よく暮らせるようにという気持ちの表れだ。窓枠は木製のものとなっていて、同社の造作。窓をできる限り大きくしたかったので、アルミの枠には合うものが見つからず、職人の技が光る造作となった

緑に包まれた緩やかな階段状のアプローチを通って玄関へ。雨に濡れないように玄関前を建物の一部としてデザインし、玄… 続きを読む

緑に包まれた緩やかな階段状のアプローチを通って玄関へ。雨に濡れないように玄関前を建物の一部としてデザインし、玄関ドアは同社の造作となっている

リビングから続くウッドデッキは二層になっていて、上層のメインデッキから30cmほど下げて下層のデッキを設置。メ… 続きを読む

リビングから続くウッドデッキは二層になっていて、上層のメインデッキから30cmほど下げて下層のデッキを設置。メインデッキに腰かけて、のんびりとくつろげる。リビングの窓を開ければ大きな開口部が生まれ、軒天を深く設計し、夏の強い陽ざしや雨などを防ぐことができるように配慮されている

右側の2枚の窓をオープンにでき、まるで一幅の絵を見るように、より広く景色を楽しめる設計がされている。テレビ台も… 続きを読む

右側の2枚の窓をオープンにでき、まるで一幅の絵を見るように、より広く景色を楽しめる設計がされている。テレビ台も同社の造作。右側に書斎スペースが配され、上部にある襖を下ろせば書斎は独立した空間になる工夫をしている。子どもが勉強したいとき、書斎として仕事に使いたいときなど集中できて便利だそう。デッキに配された木のフェンスも同社の手作りとなっていて、温かみのある雰囲気を醸し出している

書斎スペースから見るリビング。通常はオープンにしてLDKにいる家族とコミュニケーションを取りながら、読書したり… 続きを読む

書斎スペースから見るリビング。通常はオープンにしてLDKにいる家族とコミュニケーションを取りながら、読書したり、パソコンワークをしたり、趣味を楽しんだりしている。外の景観もテレビも見ることができる特等席として家族のお気に入りだ

緑に包まれたくつろぎの環境に建つSさん宅。切妻屋根と片流れ屋根が融合するシャープな外観となっている。隣接する住… 続きを読む

緑に包まれたくつろぎの環境に建つSさん宅。切妻屋根と片流れ屋根が融合するシャープな外観となっている。隣接する住宅からの視線を遮るように隣地に面した部分には窓を少なくし、上部に明かり取りのFIX窓を多く設計して陽ざしを取り入れるとともにプライバシーは十分に確保。また、景観が抜ける方向にある開口部は、できる限りワイドなものを取り入れている

周辺住宅からの視線を極力遮り、しかも明るい陽ざしを取り込めるように、上の方に明かり取りのFIX窓を多用している… 続きを読む

周辺住宅からの視線を極力遮り、しかも明るい陽ざしを取り込めるように、上の方に明かり取りのFIX窓を多用している。ダイニングキッチンを吹き抜けにしなかった点にも大きな理由がある。まず、吹き抜けにすると気分的に落ち着かないというSさんの要望に応えて、やわらかい雰囲気の木のルーバーを天井に設置。さらに、正面のFIX窓の向こうにある山のあたりから朝日がさんさんと降り注ぐため、特に夏など強い陽ざしから家族を守るためにあえて天井をつくったそうだ。冬には暖かな自然光に包まれて心地よく暮らせている

書斎スペース。カウンターや上部の棚、背面の棚も同社の造作だ。特に背面の棚は可動式になっていて、左右で高さを変え… 続きを読む

書斎スペース。カウンターや上部の棚、背面の棚も同社の造作だ。特に背面の棚は可動式になっていて、左右で高さを変えたり、大きなものを収納するように高さを調節できて重宝している。ウッドデッキに出入りできるドアも設けられ、光と風を取り込むことができる快適な空間が生まれている

障子を通してやさしい光が入る和室。障子の向こうには濡れ縁があり、洗濯物を干す場所も設けられている。左側にあるド… 続きを読む

障子を通してやさしい光が入る和室。障子の向こうには濡れ縁があり、洗濯物を干す場所も設けられている。左側にあるドアは脱衣所につながっていて、脱衣所の洗濯機から洗濯物を取り出して濡れ縁に干す軽快な動線となっている。右側にある窓からは緑を眺めることができ、引き出し式の障子も設けているので陽ざしが強いとき、夜や冬などに便利に使うことができる

右側に大型のシューズクロークを設計し、すっきりと片付けることができる玄関スペース。玄関ドアもトトモニの造作とな… 続きを読む

右側に大型のシューズクロークを設計し、すっきりと片付けることができる玄関スペース。玄関ドアもトトモニの造作となっている。右側の壁に取り付けられた手すりは、暮らしやすさをデザインすることに努める同社の斬新な提案だ。靴を脱ぐ際にバランスをくずしてしまい、壁に手をつくのはよくあることで、長年続くと壁に汚れが蓄積していく。これを防止するために手すりをつかめば壁が汚れずにすむというわけだ。実際、壁は汚れていないとSさんは喜んでいる