土間アプローチの先、木製の引き戸を開けると広がるのは玄関ではなく土間ダイニング――「玄関なし」という大胆なプランは、未来工房の設計士でもある奥様のアイデアによるもの。自然とつながる中間領域としての土間に魅力を感じ、自宅にも取り入れたという。さらに、「ちょうどいい狭さ」を追求し、玄関なしに加え、収納も最低限、子ども部屋も設けなかった。間仕切りも極力省いた。一つの空間を家族の変化に合わせて柔軟に使えるように工夫されている。もう一つの特徴は、奥様による強度や耐震… 続きを読む
土間アプローチの先、木製の引き戸を開けると広がるのは玄関ではなく土間ダイニング――「玄関なし」という大胆なプランは、未来工房の設計士でもある奥様のアイデアによるもの。自然とつながる中間領域としての土間に魅力を感じ、自宅にも取り入れたという。さらに、「ちょうどいい狭さ」を追求し、玄関なしに加え、収納も最低限、子ども部屋も設けなかった。間仕切りも極力省いた。一つの空間を家族の変化に合わせて柔軟に使えるように工夫されている。もう一つの特徴は、奥様による強度や耐震等級の研究の成果が反映されていることだ。奥様は、未来工房の設計士として奥様が取り組んできた、無垢の木の住宅の「耐震等級3」取得の研究成果も反映。山辺構造設計事務所の代表・山辺豊彦先生にアドバイスを受け、九州職業能力開発大学校と共同実験を繰り返し、約5年かけて耐震等級3の取得が可能になった。「この家を建てたのは、取得を目指していた時だったので、基礎の配筋やブレースなど工夫して、耐震等級3相当を実現しました」。この家に暮らして5年。研究の一環として温湿度データを蓄積しながら、何より快適さを実感しているという。「思い描いた暮らしと性能の両立に、家づくりの意義を感じています」と話す奥様。将来、この土間ダイニングで実現したい夢も膨らんでいる。
吹き抜けから、リビングの薪ストーブを見下ろす。1・2階がつながることで、部屋ごとの温度ムラが生まれない。
吹き抜けから、リビングの薪ストーブを見下ろす。1・2階がつながることで、部屋ごとの温度ムラが生まれない。
子どもも大人も楽しめる遊び心が満載。
子どもも大人も楽しめる遊び心が満載。
こだわりの薪ストーブは、石を使った蓄熱性の高いもの。無垢の木の蓄熱性も合わせて、自然素材の力を最大に活かす。
こだわりの薪ストーブは、石を使った蓄熱性の高いもの。無垢の木の蓄熱性も合わせて、自然素材の力を最大に活かす。
見せる収納を上手に活かして、箇所は少なくても、十分な量が収納できる。
見せる収納を上手に活かして、箇所は少なくても、十分な量が収納できる。
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 延床面積 | 95.22m2 (28.8坪) |
| 敷地面積 | - |
| 工法 | 木造軸組 |
| 本体価格 | 3,500万円~3,999万円 |
| 竣工年月 | - |
| 住所 | 福岡県久留米市津福本町731 |
| 問い合わせ | |
| ホームページ | この会社のホームページへ |
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福岡県久留米市津福本町731
定休日:水曜日