自然を感じられる高台の土地に出会い、その個性を活かした家づくりにこだわったMさん。遠くに見える海、家を見守るように立つ大きな木、季節ごとに変化する自然の風景を取り込む窓配置や、渡り廊下と階段がつなぐ吹き抜け空間など、設計士との丁寧な対話を重ねて理想を形にした。2階のカウンターは絶景を楽しむ特等席となり、仕事や家族の時間に活躍。庭や外構も少しずつ手を加えながら、住まいとともに暮らしを育てている。
自然を感じられる高台の土地に出会い、その個性を活かした家づくりにこだわったMさん。遠くに見える海、家を見守るように立つ大きな木、季節ごとに変化する自然の風景を取り込む窓配置や、渡り廊下と階段がつなぐ吹き抜け空間など、設計士との丁寧な対話を重ねて理想を形にした。2階のカウンターは絶景を楽しむ特等席となり、仕事や家族の時間に活躍。庭や外構も少しずつ手を加えながら、住まいとともに暮らしを育てている。
LDKと水回りは1階に。リビングはあえて窓を設けず、おこもり感のある空間になっている。
LDKと水回りは1階に。リビングはあえて窓を設けず、おこもり感のある空間になっている。
2階は主寝室と洋室、そして吹き抜け空間とフリースペース。Mさんの家を見守るように立つ大きな木に合わせて階段と窓と渡り廊下が配置されている。
2階は主寝室と洋室、そして吹き抜け空間とフリースペース。Mさんの家を見守るように立つ大きな木に合わせて階段と窓と渡り廊下が配置されている。
敷地の高低差や斜面など特徴のある土地。「ネガティブに思われがちな要素をプラスに変えていくことで面白い設計ができる」と設計士の藤川さんが語ってくれた。
敷地の高低差や斜面など特徴のある土地。「ネガティブに思われがちな要素をプラスに変えていくことで面白い設計ができる」と設計士の藤川さんが語ってくれた。
2階フリースペースに設けたカウンターは目の前の自然を楽しむ特等席。在宅勤務が増えたこともあり、仕事場として大活… 続きを読む
2階フリースペースに設けたカウンターは目の前の自然を楽しむ特等席。在宅勤務が増えたこともあり、仕事場として大活躍。眺めが良すぎて仕事モードに切り替えにくいのが玉に瑕。子どもの成長に合わせて、お絵描きや読書、宿題と家族みんなで使う予定。
広い庭はこれから少しずつ手を加える予定。「家庭菜園もしたいですし、庭木もいろいろ植えたいですね。まわりの景色に… 続きを読む
広い庭はこれから少しずつ手を加える予定。「家庭菜園もしたいですし、庭木もいろいろ植えたいですね。まわりの景色に合わせて、自分の手で少しずつ進化させていこうと思っています」
自然を身近に感じる環境で、その場所の特徴を活かした家を建てたい。「雑誌やホームページの写真を見て、アートホームさんならそれが叶うと思いました」。そう話すのは写真の家を実現したMさん。「目の前が山で、海も見える。面白い土地と出会い、それを活かせる会社に建築を依頼すると、こんなに魅力的な家が実現できるんです」と嬉しそう。階段の位置と窓の関係、渡り廊下と小さくなった吹き抜け、そしてあえて窓を設けなかったリビング。住むほどにこの家の良さを実感するというMさん、「自… 続きを読む
自然を身近に感じる環境で、その場所の特徴を活かした家を建てたい。「雑誌やホームページの写真を見て、アートホームさんならそれが叶うと思いました」。そう話すのは写真の家を実現したMさん。「目の前が山で、海も見える。面白い土地と出会い、それを活かせる会社に建築を依頼すると、こんなに魅力的な家が実現できるんです」と嬉しそう。階段の位置と窓の関係、渡り廊下と小さくなった吹き抜け、そしてあえて窓を設けなかったリビング。住むほどにこの家の良さを実感するというMさん、「自分たち以上にこだわりをもって設計してくれた藤川さんのおかげです」と話してくれた。
Mさんが家を建てたのは、敷地内に高低差がある高台の土地。この環境をどのように活かしたのか、設計を手がけた藤川さんにお話をお聞きした。◆設計ポイント1【土地の個性を魅力に変える】/「敷地の高低差や斜面など特徴のある土地は、ネガティブに思われがちな要素をプラスに変えていくことで面白い設計ができます。ひとつ目のポイントは家を見守る大きな立ち木が、階段を上がるごとに見えてくるところ。現地で木の位置を何度も確認して、効果的な見え方を考えました」。◆設計ポイント2【何… 続きを読む
Mさんが家を建てたのは、敷地内に高低差がある高台の土地。この環境をどのように活かしたのか、設計を手がけた藤川さんにお話をお聞きした。◆設計ポイント1【土地の個性を魅力に変える】/「敷地の高低差や斜面など特徴のある土地は、ネガティブに思われがちな要素をプラスに変えていくことで面白い設計ができます。ひとつ目のポイントは家を見守る大きな立ち木が、階段を上がるごとに見えてくるところ。現地で木の位置を何度も確認して、効果的な見え方を考えました」。◆設計ポイント2【何気ない仕草もヒントになる】/「モデルハウスのソファで体育座りしていたYさんの姿が、その場にしっくり馴染んでいて、とても印象的だったんです。お気に入りのソファでこんなふうに過ごしてもらいたいと思ったことが、こもれるリビングの提案につながりました」。◆設計ポイント3【家づくりの過程が思い出に】/「外構にはこの土地から掘り出された石を並べています。この石がどういう経緯で置かれたのか、家づくりの思い出にもなります。Mさんがこの場所を選んでくれたからつくれた家なんです」。海を見るための窓やミリ単位で悩んだ棚板の厚み、家を形作る一つひとつに理由があり、思い出になっている。
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 延床面積 | 102.69m2 (31.0坪) |
| 敷地面積 | 307.56m2 (93.0坪) |
| 工法 | 木造軸組 |
| 本体価格 | 3,400万円 |
| 竣工年月 | 2022年03月 |
| 店舗名 | 札幌支店 |
| 住所 | 北海道札幌市南区南30条西8丁目5-1 |
| 問い合わせ | |
| ホームページ | この会社のホームページへ |
2階フリースペースに設けたカウンターは目の前の自然を楽しむ特等席。在宅勤務が増えたこともあり、仕事場として大活躍。眺めが良すぎて仕事モードに切り替えにくいのが玉に瑕。子どもの成長に合わせて、お絵描きや読書、宿題と家族みんなで使う予定。
フリースペース全体の様子。本棚にあけられた窓から光が差し込む。この窓からは海が見える。
フリースペースのカウンターから吹き抜け越しに見た渡り廊下。階段のコーナー窓からも外の緑が見える。
Mさんの家を見守るように立つ大きな木に合わせて階段と窓と渡り廊下を配置。
階段を上がるごとに視界が開け、「色づく春、緑濃い夏、紅葉の秋に雪景色の冬、壁に映る光や影も変化して見飽きることがありません」とMさん。
階段と2階のフリースペースを繋ぐ渡り廊下を設けたことで吹き抜けは小さくなったが、リビングのこもれる感じが増して、「お気に入りのソファが似合う居心地の良い空間になりました」と妻のYさんも嬉しそう。
リビングからダイニングをみたところ。吹き抜けになっており渡り廊下が見える。
キッチンから階段をみたところ。右奥はリビング。ウッドデッキが1階床と同じ高さのため、広がりのある空間となっている。
ダイニングからユーティリティをみたところ。窓があり明るい洗面所。造作の洗面台が見える。
ペニンシュラキッチンの背面にはカップボード。壁面の棚にはお気に入りの器や小物。
ダイニングの大きな窓から見える庭。
玄関ホールから見たDK。帰宅した家族を庭の緑が迎えてくれる。
玄関ホール。造作の収納が一面に。
外構に並べられているのは、この土地から掘り出された石。
道路側から見た外観。
広い庭はこれから少しずつ手を加える予定。「家庭菜園もしたいですし、庭木もいろいろ植えたいですね。まわりの景色に合わせて、自分の手で少しずつ進化させていこうと思っています」
夕景の外観。室内の灯りが温かい雰囲気。
庭から見たダイニング・キッチン。
リビングやダイニングのペンダントライトにも明かりが灯り、温かい雰囲気に。
夕暮れ時の外観。灯りがともり、帰ってきてほっとする瞬間。