【保育しやすい街の選び方】先輩ママに聞く!保育園選びのポイントは?

初めてで分からないことだらけの子育て、そして保活。「保育園選びでは、何を重視すればいいの?」「子育てしやすい街ってどこ?」などと、疑問はつきないことでしょう。そんなときに強い味方となるのが、先輩ママ・パパたちの口コミです。でも、児童館や公園で知り合うママには幼稚園利用者も多く、保育園を利用して職場復帰しているママからリアルなコメントを聞ける機会は少ないもの。そこで今回、保活経験者の先輩ママたちに保育園選びのポイントをアンケート。保育園探しから街選びまで、役立つヒントがいっぱいです。

なにを重視して保育園を選んだの?  入園後に実感した大切なポイントは?

保活を経験したママたちのリアルなコメントは、新米ママたちにとって貴重な情報の宝庫。今回は保育園を利用している(していた)先輩ママ200名に聞きました。

●保育園入園前は自宅からの「通いやすさ」を重視

まず、アンケートで聞いてみたのが、保育園を選ぶにあたり入園前に重視した点。入園前は、最も重視した点の1位が「自宅からの距離」で、次いで「駅からの距離」「延長保育」など、通いやすさ、預けやすさが重要視されています。

保育園選びでもっとも重視した点【入園前】(N=200)
※この質問では、入園前に保育園の公式ホームページなどで確認しやすい距離・設備のなかから、重視した点を質問しました

また、保育園が受け入れている子どもの数が多いほど入園しやすいと考えて、「受け入れ人数・年齢」などを重視する人もいました。延長保育は保育園によって変わるので、「何時まで預かってもらえるのか」「祝日に対応可能か」などをチェックしている人もいます。このあたりはなんとなく想像がついたという人も多いでしょう。

●入園後は「保育の質」に注目するように

一方、実際に保育園を利用するようになって、『入園前には気づかなかったが重要だと感じた点』について聞いたところ、「保育士の質・数」が1位に。コメントからは、保育園に通うようになってから「想像以上に大切だった!」と痛感している様子が読み取れます。

入園前には気づかなかったが重要だと感じた点(N=166:重要だと感じた点がある人のみ集計)
※小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100になりません。

保育園を利用するようになって痛感する「保育士の質・数」の重要さ。子どもの成長に直結すると感じるママが多いようです。

「先生の園児に対する接し方で成長の伸びが違う感じがしたから」(東京都・34歳女性)
「ハード面よりソフト面。設備等よりも子どもに直接関係するので」(埼玉県・34歳女性)
「どこもあまり変わらないと思ったが、差があったため」(東京都・32歳女性)
「下の子は3カ所保育園に行った。上の子が行っていた1カ所と合わせて4園それぞれに良いところ・不満な点がある。先生に関して思うところがやはり一番多かったから」(埼玉県・42歳女性)
「保育士の質や、保育園の方針が嫌だという理由で、違う保育園に転園するお子さんが周りに多かったから」(東京都・41歳女性)

保育園でシンドいのは「悪天候」の通園! 雨の日も想像して保育園選びを

上記でも分かるように保育園の入園前と後では、大きなギャップ・発見があるようです。それでは、保育園に通うようになって「利用しにくさ」を感じるのはどのようなときなのでしょうか。

多くのコメントで見られるのが、雨や寒さ、暑さなどの「悪天候の日」。特に通園の手段として利用されている「自転車」は悪天候に弱く、雨の日はビショビショに濡れる、かっぱの脱ぎ着が大変、バスを利用するので早めに出る……などと切実なコメントが並びます。

「雨の日は子ども2人プラス荷物2人分プラス自分の荷物も持っていくのが非常に大変」(埼玉県・34歳女性)
「雨の日や荒天時の通園は大変。小さいうちは抱っこもできるが、荷物は多いし、歩けるようになると抱っこも嫌がり、かといって歩かせるのも大変。タクシーの料金が安くなったぶん、以前より雨天時の利用が増えた」(東京都・35歳女性)
「雨の日。また、年末など布団を持ち帰るときは荷物が多く、赤ちゃんを抱っこしながら荷物を持ち帰るのは本当に大変。車での送迎でない人のことを考えていない」(神奈川県・38歳女性)

自転車を使えば比較的遠くの保育園まで利用できますが、子どもを連れての移動はなかなかハードです。とはいえ、最寄りの保育園に入園できるかどうかも分からないのが保活の難しいところ。今から住まいを探すのであれば、「近くに複数の保育園がある」かどうかチェックするのがよさそうです。または、最終手段として保育園入園後に引越しをするという選択もアリかもしれません。

●保育園の周辺にあると便利な施設は、病院、スーパー、コンビニ

次に保育園の近くにあって助かった施設について聞いてみました。

コメントが集中しているのは、小児科などの病院、薬局、病児保育。特に子どもが低年齢のうちは、すぐに体調を崩すもの。保育園の近くに病院があると、すぐに利用でき安心というのがその理由のようです。

「保育園と常に連携をとっている小児科」(埼玉県・41歳女性)
「小児科、病児保育。熱が出てもそのまま小児科を受診させてくれて預かってもらえると、キリの良いところまで仕事をしてから安心して迎えに行けるから」(東京都・33歳女性)
「小児科。予約必須なところが多く、急な発熱などに対応しにくい」(神奈川県・29歳女性)
「小児科または病児保育の施設。今よりもう少し近いところにほしいし、病児保育をしてもらえる施設があると助かる」(神奈川県・38歳女性)

また小児科だけでなく、眼科、耳鼻科、皮膚科など、子どもがかかりやすい病院が複数あると助かるというコメントもありました。保育園入園前にかかりつけ医を決めておき、何時まで診察してくれるのか、頭にいれておくと、病気になっても慌てずにすみそうです。また、病児保育を行っているところはまだまだ少数です。こちらも入園前にどこで行っているのかを確認しておきたいところです。

医療施設だけでなく、その他の施設としては、コンビニやスーパー、ドラッグストアが近くにあると便利なよう。

「スーパーやお弁当屋さん。 食事の準備がしんどいときに助かるから」(埼玉県・38歳女性)
「畳やフローリングの席がある、プレイルームがある、テイクアウトできるなど、子連れで外食できるところ。共働きだと外食や出来合いのものを買うことも増えてしまうのであるとありがたい」(千葉県・39歳女性)

仕事をして子どもをお迎えにいって、さらに食事の支度をして、子どもに食べさせて……が毎日続くと体力的にもつらいものがあります。そんなときにお弁当を買う、外食するなどして、「今日は息抜きしよう!」という場所があると、助かることでしょう。

道の狭さや歩道の有無、駐輪場の有無もチェックを

子育てをするようになると、今まで気が付かなかったようなことで「怖さ」「不便さ」を感じるもの。そこで、保育園から駅、自宅までの街の状況で気になる点についても聞いてみました。多くの人が、街で気になる点として、道路状況をあげていました。実際、多くのママたちが、道路でヒヤりとした経験があるようです。

「保育園までの歩道が狭く、歩いている人が多いため、自転車での送迎のときにストレスを感じる」(東京都・41歳女性)
「交通量が割と多い道路の路上駐車が多く、自転車専用レーンが潰れ、子どもを乗せて車道に膨らみ通行しなければならないこと」(東京都・35歳女性)
「保育園周辺に街灯が少なくて暗い。夕暮れどきや夜に、身体の小さい子どもが歩いていても、車や自転車から気付いてもらえずに、危ない」(東京都・30歳女性)
「道幅が狭くて子どもを載せた自転車で走りにくい」(千葉県・34歳女性)
「駅前が駐輪しにくい、歩道がない場所が多い」(神奈川県・37歳女性)

また、見逃せないのが、駅周辺の駐輪場事情です。駅周辺に駐輪場がないと、自転車を停めることができず、自宅に戻らなくてはいけないことも。自転車を利用して通園させる場合は、自転車の駐輪場所も確保しておきたいところです。

先輩ママに聞いた!保育園選びのポイント24

最後に、今回のアンケートをもとに「保育園選びのポイント」をまとめました。

子育てする街や保育園選びは、住まいと同様に、「理想通り100点満点!」というわけにはいかないようです。保育園の入りやすさはもちろんのこと、通勤先や通勤時間、実家からの距離、予算、公園、病院、道路や駅前の整備状況……など複数の要素がからみあって決まるため、「ココなら絶対に子育てしやすい」という答えを見つけるのはかんたんではありません。

だからこそ、大切なのは、街や保育園が自分たちにあっているかどうか。そのために、優先順位をつけていくことが欠かせません。以下のポイントを参考に、わが家は何を重視したいのかをぜひ話し合ってみてください。

●先輩ママに聞いた!保育園選びのポイント24

延長・休日保育関連
□1.延長時間は何時まで可能か
□2.自分の勤務日に対応しているか
□3.延長保育時の補食はあるか
□4.急な延長保育利用は可能か

送迎
□5.悪天候時に1人で無理なく送迎できるか
□6.バギー置き場の有無(屋根の有無)
□7.自転車置場の有無(屋根の有無)
□8.駐車場の利用の有無
□9.両親に送迎をお願いできるか
□10.お迎えの人が変わる場合の対応
□11.電車遅延や急な残業など、トラブルに寛容か

病気のときの対応
□12.発熱時などのお迎え要請の対応、ルール
□13.発熱時などに保育園での対応方法

給食、親の準備、持ち物
□14.給食の有無
□15.給食のアレルギー対応
□16.準備品や持ち物の多さ
□17.オムツの持ち帰りの有無
□18.行事での保護者の役割はあるか

保育の質
□19.受け入れ人数と部屋の数は適切か
□20.散歩の頻度
□21.園庭の有無
□22.年長クラスになっても十分に遊べる広さの園庭があるか
□23.保育士の子どもへの接し方や言葉づかい、注意の仕方
□24.保育士の人数と内容(資格や補助保育士の有無、キャリア・経験年数)

新築マンションを探す
中古マンションを探す
新築一戸建てを探す
中古一戸建てを探す
注文住宅の会社を探す
取材・文/嘉屋恭子 画像/PIXTA
公開日 2018年01月25日
住みたいエリアや購入価格からマンション・一戸建てを探そう!
住まいの種類
住みたいエリア
  • エリア
  • 都道府県
  • 市区郡
購入価格
ページトップへ戻る