2020年に関西で新築マンションを購入した人にアンケート調査したところ、平均購入価格は4633万円と、2001年の調査開始以来最も高くなった。既婚世帯の共働き比率も上昇しており、過去最高の68%だった。暮らし方のイメージでは通勤利便や都心への近さを求めた割合が低下し、子育てのしやすさや安全な暮らしへのニーズが高まった。(リクルート調べ)
Q.購入価格の上昇が続いているんだね
A.大阪市内や阪神間、京都で過去最高じゃ
スマイカ :「京都エリアの平均は5000万円を超えているよ」
ジュータコ:「大阪市内も前年トップだった神戸市以西エリアを逆転しておる」
スマイカ :「住宅ローンの借入額も増えているのかな?」
ジュータコ:「うむ。平均は4066万円で、2005年以降で最も高い」
スマイカ :「共働きで、夫婦でローンを借りているケースも増えているようだね」
ジュータコ:「世帯主と配偶者のペアローンが全体で2割強、既婚・共働き世帯では4割弱を占めておるぞ」
Q.通勤利便性だけで選ぶわけじゃない?
A.暮らしやすさ重視の傾向が表れておる
スマイカ :「大阪市内など都心のニーズは根強いようだね」
ジュータコ:「暮らし方のイメージでは『仕事や通勤に便利』『都心に近い』などは前年より減っておる。逆に『子育て・教育がしやすい』『安全な暮らしができる』などが増えた。『日々の生活がしやすい』の割合も高まった」
スマイカ :「購入理由は?」
ジュータコ:『もっと広い家』や『新しい家』に住みたいという理由が増えたぞ」
スマイカ :「コロナ禍で家への不満が高くなったのかな」