秋葉原・日暮里・大手町駅から30分以内の通勤沿線~資産性・利便性比較

公開日 2018年06月29日
秋葉原・日暮里・大手町駅から30分以内で通勤できる沿線~資産性・利便性比較

住まいを選ぶなら、より便利な鉄道路線を使えるエリアにしたいもの。そこで今回は、首都圏の鉄道路線の使い勝手を多彩な角度から徹底リサーチ。知っている鉄道沿線以外にも目を向け、自分にとってベストなエリアを探そう。
今回は、「秋葉原・日暮里・大手町」に30分以内でアクセスできる沿線・駅を千葉県エリア内に絞ってご紹介。

交通利便性を重視して住まいを選ぶ人が増加中

下のグラフは、交通利便性を物件選定の決め手にした人の推移を示したもの。共働き世帯の増加などで、年々足まわりを重視する人が増えていることが分かる。新築マンションの選択肢が多い4路線を対象に、通勤事情やマンションの買いやすさなどで順位付けしてみた。住まい選びの参考にしてほしい。

イラスト
※ リクルート住まいカンパニー「2017年首都圏新築マンション契約者動向調査」より。2008年の値を100%として表示

秋葉原・日暮里・大手町駅まで30分以内でアクセスできる沿線&駅を千葉県エリア内でご紹介

●以下路線図の見方
・〇に色がついている駅は、快速利用などで、乗り換えずに最寄りの山手線駅まで行ける駅
・「各駅停車ならここまで」は、各駅停車で30分以内に最寄りの山手線駅に行ける駅

秋葉原まで30分以内でアクセスできるつくばエクスプレスの駅

イラスト

日暮里まで30分以内でアクセスできる常磐線(快速)の駅

イラスト

秋葉原まで30分以内でアクセスできる総武線(各停)の駅

イラスト

大手町まで30分以内でアクセスできる東西線・東葉高速線の駅

イラスト

ダイヤ改正による増発で2路線の混雑緩和に期待

つくばエクスプレスは、2018年3月のダイヤ改正で増発された。平日17時台・18時台の秋葉原発下り方面列車では、以前は1時間につき12本だった本数が、ダイヤ改正により14本になった。また、常磐線は2017年10月時のダイヤ改正で、朝夕通勤時間帯に品川駅発着の列車を増発。いずれも東京都心部との行き来の利便性が向上し、混雑緩和にも期待できる。

マンション購入&通勤事情ランキング

ここでは、「マンション購入」と「通勤事情」について上の4路線をデータで比較。各路線の上位3駅も紹介しているのでマンション探しの参考にしよう。

データの見方

●平均価格(70m2換算)
2016年1月~2017年12月に分譲された新築マンションデータ(専有面積30m2未満の住戸、バス便、事務所・店舗用ユニットは除く)を基に、専有面積70m2当たりの価格に換算。過去の分譲実績に基づく値なので、販売中物件の価格と異なる(データ提供/東京カンテイ)

●資産性(マンションPBR)
東京カンテイ独自の指標「マンションPBR」の値。2007年~2016年に新築分譲されたマンションが対象(専有面積30m2未満の住戸は除外)。同期間に、対象物件のなかから中古として流通した事例の専有面積70m2換算価格と、新築分譲時の専有面積70m2換算価格から算出。
値が大きいほど、中古として売りに出す際、新築分譲時の価格に近い価格で売却できたことを意味する(1であれば新築分譲時と同額、1以上なら新築分譲時より高く売れたことを意味する)。
ただし、過去実績に基づく指標なので、現在・将来の市場で同じ傾向になるとは限らない(データ提供/東京カンテイ)※各路線のPBRは対象区間の平均値を編集部が算出

●遅れない(遅延証明書発行日数)
国土交通省鉄道局「東京圏における1ヶ月(平日20日間)当たりの遅延証明書発行日数状況(平成28年度)」より。平日ダイヤの遅延証明書の年間発行累計をもとに、1カ月当たりに換算した日数

●都心アクセス(接続路線の数)
山手線駅にアクセスできる接続路線の数。相互乗り入れを実施している場合、乗り入れ先の路線はカウント対象外(編集部調べ)

イラスト

通勤電車なんでもニュース

NEWS1:通勤時間が快適に!続々投入される新型車両

日々進化を続ける通勤列車。通勤の快適性を高めるための工夫が随所に施された最新車両に注目だ。

山手線 E235系

写真

1人当たりの腰掛幅を拡大したほか、荷棚の位置を下げるなど、従来より快適性や使い勝手が向上。2017年5月から順次導入が進められており、2020年春ごろまでに現行車両と置き換わる予定

東急田園都市線 2020系

写真

2018年春から導入予定の新型車両。空気清浄機や、背もたれ部分が高くなったハイバック仕様の座席が導入され、快適性がアップ。さらに、防犯カメラを設置し、車内のセキュリティ強化も実現

東急大井町線 6020系

写真

2017年11月から車両編成を増やして輸送力を増強しているが、2018年春からは新型車両を導入。ドア上のデジタルサイネージでニュースや天気予報などの情報サービスが提供されるようになる

京浜急行本線ほか 新1000形

写真

2018年度から順次導入される車両には、全面塗装が施されている。情報提供用の液晶パネルが2画面に増え、ボックスシートにはサービスコンセント2口が設置されるなど、車内もグレードアップ

相鉄線 20000系

写真

2018年2月から運行開始。外装には新イメージカラーの濃紺を採用し、車内にはベビーカー・車いす用のフリースペースや、空気清浄機が設置されるほか、空調効率を高める個別ドアスイッチも導入

京王線 5000系

写真

2018年2月22日から運行を開始した座席指定列車用に開発された車両で、2017年9月からは先行して通常列車にも導入。無料の公衆無線LANや空気清浄機などが設置され、快適性が向上している

NEWS2:計画進行中!これから開業する新駅

首都圏では複数の新駅登場が控えている。2020年までに開業予定の駅をピックアップしてご紹介。

品川・田町間に2020年開業予定の山手線「品川新駅(仮称)」

イラスト

山手線の品川駅・田町駅の間にある車両基地跡地では「品川新駅(仮称)」が設置工事中で、2020年春に暫定開業予定。駅周辺では再開発も進められていて、2024年に街びらきする予定だ

霞ケ関・神谷町間に2020年開業予定の日比谷線「虎ノ門新駅(仮称)」

イラスト

虎ノ門エリアでは「虎ノ門新駅(仮称)」が工事中。2020年東京五輪開催前に開業予定で、2022年度の最終完成を目指している。周辺で進む複数の再開発との相乗効果で拠点性が高まりそうだ

横浜市神奈川区に2019年度開業予定の相鉄線「羽沢横浜国大駅」

イラスト

相鉄線とJR線・東急線の相互乗り入れにともなって設置される新駅。2022年度下期からは、この駅を経由して、東急東横線や東急目黒線との相互乗り入れも開始する予定で、注目が集まる

自分の勤務地から通勤にかかる時間を逆算して住まいを選択する人は多い。しかし、単純に通勤時間だけで検討するのではなく、“始発電車で座って通勤できる”ことや“将来を見据えた資産価値”を考慮に入れて検討したほうがいいかもしれない。

関連記事リンク

新宿・高田馬場駅から30分以内で通勤できる沿線~資産性・利便性比較
渋谷・品川駅から30分以内で通勤できる沿線~資産性・利便性比較
田端・池袋駅から30分以内で通勤できる沿線~資産性・利便性比較
品川エリア勤務の人はどこに住んでいる?~一人暮らし編~
渋谷エリア勤務の人はどこに住んでいる?~一人暮らし編~
新宿エリア勤務の人はどこに住んでいる?~一人暮らし編~

新築マンションを探す
中古マンションを探す
新築一戸建てを探す
中古一戸建てを探す
賃貸物件を探す
引越し見積もりをする
土地を探す
注文住宅の会社を探す
売却査定する
リフォーム会社を探す
カウンターで相談する
ハウスメーカーを探す
工務店を探す
文/竹内太郎 データ提供元/東京カンテイ
関連する最新記事を見る
住みたいエリアや購入価格からマンション・一戸建てを探そう!
住まいの種類
住みたいエリア
  • エリア
  • 都道府県
  • 市区郡
購入価格

お役立ち講座・個別相談のご案内無料

住まい選びで「気になること」は、人それぞれ。スーモカウンターのアドバイザーは、新築マンション選びと会社選びをサポートします。講座や個別相談を通じて、よかった!と思える安心の住まい選びをお手伝いします。
カウンターアドバイザー

住み替えサポートサービス

ページトップへ戻る