不動産・住宅サイト SUUMOトップ >> ヒッシーのマネー騎士(ナイト) > フラット50って、おトク?

今年の6月から、全期間固定金利で最長50年返済が利用できる「フラット50」が登場しています。7月現在では、全国の60程度の金融機関でのみ取り扱っている商品ですが、今後も「フラット35」を取り扱っている金融機関等では、品揃えとしてフラット50を利用できるようにするところが徐々に増えていくと思います。 |
![]() |
フラット50の利用条件のうち、フラット35と異なる部分は以下のとおりです。 ●フラット50の利用条件(フラット35と異なる部分)
(1)申込時の年齢が満44歳未満の人で、完済時の年齢が満80歳未満の人 (2)長期優良住宅であること(長期優良住宅認定通知書等の提出が必要) (3)融資額は100万円以上6,000万円以下で、建設費または購入価額の60%以内(1万円単位) (4)返済期間は、次のいずれか短い年数であること(1年単位) (5)融資金利はフラット35より高め(2009年7月現在、概ね3%台後半) (6)「フラット50」の利用者が、借入対象の住宅を売却する際に、当該物件を購入する購入者に対して、「フラット50」の債務を引き継ぐことができる。ただし、本債務の引継ぎは1回限り。また、本債務を引き継ぐにあたっては、住宅金融支援機構の審査がある。 長期優良住宅を建築または購入しようと思っている人にとっては、選択肢としてフラット50の存在が気になっているかもしれませんね。 利用条件を見ると、誰もが最長の50年返済を利用できるわけではないようです。 例えば、35歳3ヵ月の人がローンを組む場合、44年(=80歳-36歳)が最長。 つまり、最長の50年返済を利用できる人は、申し込み時の年齢が30歳未満の人となります。 それから、融資額が建設費または購入価額の60%(6割)以内となっていますので、フラット50だけでローンを組む場合、少なくとも4割以上の頭金が必要となります。ただし、フラット35と併用が可能なので、残りの4割をフラット35からの借入れで充当すれば、頭金ナシでローンを組むことができます。 さらに、フラット50の融資金利は、フラット35の融資金利よりも高くなっています。7月現在では、3%台後半の適用金利を提示している金融機関等がほとんどです。フラット35の適用金利が3%前後であることからすると、0.5~1%近く金利が高くなっています。 とはいえ、やはり、35年返済よりも長くローンを組めることで、毎月の返済額は少なくなることが予想されます。
しかし、上の表でもわかるとおり、融資金利が高くなることで、適用金利によっては40年返済でも35年よりも返済額が多くなってしまうことがあります。また、45年とか50年を選択することで、毎月の返済額は抑えられても、総返済額がその分多くなっていくことには注意が必要です。当然ながら、将来の老後生活を含めたライフプランに悪影響が出ないかどうかを冷静に判断することが大切でしょう。 |
マネー騎士| ">記事一覧へ戻る
不動産・住宅サイト SUUMOトップ >> ヒッシーのマネー騎士(ナイト) > フラット50って、おトク?
フラット50って、おトク?|住まいの最新記事やノウハウ情報を探すならSUUMO住まいのお役立ちノウハウ