妻VS夫 意見の食い違い 生声大調査 2011

妻VS夫 意見の食い違い 生声大調査

夫婦で意見が一致した派と分かれた派は半々

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■ 夫婦で意見が分かれましたか?

「特に夫婦で意見は分かれていない」と答えた人は約半数で、意外に多い。数多くの家族から、マイホーム購入の相談を受けているスーモカウンター新築マンションのスタッフは「マイホームを買おうと思っている家族は、夫婦仲がいい人が多いと感じます。夫婦の関係が良くないのに一生で一番高い買い物をしようと思わないですよね」と推測する

特に子どもがいる場合、”子どものため”という共通の目的のもと、意見が一致しやすいようだ。ただし「お金は僕、間取りは妻で役割分担し、特に意見の衝突はありませんでした」(29歳男性)、「主導権は圧倒的に私。私が全部調べたので衝突はなし」(29歳女性)と、同じ「一致する」でも、分担したり、どちらかが主導権を握っているからだったり。普段の夫婦関係が大きく影響するようだ。

夫婦でもめがちなのは「エリア」と「買うタイミング」

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■ 最も夫婦で意見が分かれたものトップ5

夫婦で意見が分かれやすい項目は右表のとおり。1位は「どの駅、街にするか」について133人、ついで「いつ買う/借りるか」について115人、「予算」について95人が最も夫婦で意見が分かれたと回答している。「マイホームを買う」ことには意見が一致していても、「どの街にするか」「今、買うのか」ということはもめるようだ。具体的にどんな点がもめているのか、どういうふうに対処したのかは次で細かく見てみよう。

食い違いポイント~エリア選び~

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共働きならどちらの勤務先を優先するか、夫婦どちらの実家の近くにするかなど、立地選びはもめがちなところ。特に立地は物件価格に直結するだけに、希望エリアの相場がどれくらいかも重要だ。具体的には夫は通勤時間、妻は自分の実家の近くを重視したいという声が多かった。「夫の勤務先を優先すると、私の実家から2時間かかってしまう。購入時はまだ二人暮らしだったけれど”子どもができたら実家に助けてもらわないと!”と説得。中間地点で購入しました」(34歳女性) など折衷案を出したり、「私は環境のいい郊外がよかったが、通勤は毎日のことなので夫の勤務時間を優先した」(30歳女性)など、どちらかが折れる形で最終的には決まるようだ。

みんなどうした?~エリア選び~
  • 夫の希望エリアにする代わりに、「家は新築で建てる」ということで合意しました (32歳女性)
  • “子どもを転校させたくない!”を理由に私の希望エリアにしました (30歳女性)
  • 夫の勤務先と私の実家の近くかでエリアは意見が分かれたが、結局、すごく気に入った新築マンションに出合えたので、実家近くじゃなくてもよくなった。 (32歳女性)

食い違いポイント~いつ買うか~

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一時期に比べると物件価格が下がり、「もっと下がるのでは」と思ったり、「もっといい物件がないかな」と考えたり、今買うべきかどうかは悩む人が多い。「夫がなかなかその気になってくれず、買うタイミングを何度か逃した」(36歳女性)など、どちらかというと「早く買いたい」妻と、「先延ばしにしたい夫」の間でもめるケースが多いようだ。夫を乗り気にさせるには、「金利の低さ、価格(ローンと家賃との比較)などで”今は買いどき”と説得した」(32歳女性)と論理的に攻めたり、「夫は最初乗り気じゃなかったけれど、物は試しとマンションギャラリーに連れていき、その気にさせた」(36歳女性)など具体的に行動に起こすなど、方法はいろいろ。子どもの幼稚園入園・小学校入学に間に合わせるために説得するという声も多かった。ただ「希望エリアにちょうどいい土地が売り出され、急にすぐ買うことに」(34歳男性)など、欲しい家や土地が具体的に見つかれば、一気に契約まですすむ場合も少なくないようだ。

みんなどうした?~いつ買うか~
  • 夫はまだ先でいいと思っていたが、「子どもを転校させるのはかわいそう」と説得し、早めに買おうということに (38歳女性)
  • 金利が安いし、年齢的にも若いうちに買ったほうがいいみたいと、父の意見もおりまぜながら説得した (27歳女性)
  • 買い時うんぬんともめていたけど、お互いが気に入った物件が見つかったら、後はトントン拍子。最後はあっさりとしたものだった (46歳男性)

食い違いポイント~予算~

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予算でもめがちなのは、「いいと思う物件が予算オーバー」だった時。最初の予算を決める時には問題なくても、「一生に一度の買い物だからこそ妥協したくない」と思う人もいれば、「多額なローンを組むからこそ無理したくない」と考える人もいるからだ。主に妥協したくないのは妻、無理したくないのは夫のよう。1人でローンを抱えるケースが多い夫が「予算オーバーでも頑張れる」と判断すればもめないが、夫が予算内におさめたい場合、妥協したくない妻との間でもめてしまうことに(もちろん例外もある)。お金のことだけあって、「予算だけは世帯主である私の意見を通した」(48歳男性)というように、ほかの条件では妥協しがちな夫も予算に関してはシビア。予算オーバーする際は、「妻も頭金を出す」「親から贈与を受ける」「価格交渉する」「内装費や設備費用など節約する」など、何かしらおとしどころを見つけているようだ。

みんなどうした?~予算~
  • やはり無理はできないと考え、夫が言うように予算は死守。いずれ夫婦ふたりになるんだから狭くてもいいと考えた (37歳女性)
  • 妻にも頭金を出してもらうことで納得 (33歳男性)
  • 最終的には少し節約すれば購入可能と判断し、妻の意見を尊重 (34歳男性)

食い違いポイント~マンションか一戸建てか

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一概にいえないが「一戸建て希望」の夫と「マンション希望」の妻でもめるというケースが多いようだ。というのも、男性は「マイホームを購入=一国一城の主=やはり一戸建て」と夢見るが、現実的な女性はセキュリティや利便性から「マンションがいい」と考えている人が多いため。これに関してはエリアや予算のように「中間をとる」ということができないだけに、どちらかが説得、どちらかが折れるしかない。具体的には、マンションも一戸建ても実際に見学して、お互い話し合いながら、決めているようだ。ちなみに、一戸建ては、駐車場や管理費がかからない、上下の音はさほど気にしなくていいという利点があり、マンションはメンテナンスが楽、セキュリティがしっかりしている、利便性の高いエリアにある、などの利点がある。

みんなどうした?~マンションか一戸建てか~
  • 結局、家にいる時間が長いのは私や子ども。良い物件が見つかったこともあり、利便性重視でマンションに (32歳女性)
  • 住宅展示場に行ったら夢が広がり、夫の「注文で家を建てたい」という意見が通った (27歳女性)
  • 夫は一戸建て希望で、一人で見学に行ったりしたようだが、希望のエリアで一戸建てだと予算的に厳しいことが分かり、あきらめたようだった (30歳女性)

最も意見が一致しやすいのは「予算」

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■ 夫婦で意見が一致したものトップ3 (複数回答)

夫婦で意見が一致した項目のトップ3が右表。「夫の年収や貯蓄額からおのずと予算が出てくるので、特にもめなかった」(32歳女性)、「無理なローンを組むことは絶対にしないと夫婦であらかじめ決めておいたので、始めから予算内の物件しか見なかった」(30歳女性)など、「無い袖はふれない」と予算はもめないケースが多いようだ。次に多いのは「買うか借りるか」ということ。夫婦で「購入する」ことが一致していれば、次のステップにうつりやすい。

【まとめ】実際に物件を探しながら意見のすりあわせを
夫婦で意見の食い違いはいろいろ。最初に買うこと自体やエリア選びでもめることもあれば、最後、マンションの何号室にするか、設備はどうするかも意見が衝突することも。「例えばご夫婦で意見が違った場合、どちらの物件も見ていただくことをオススメしています。実際に見学することで、感想を言い合い、すり合わせができますから」とスーモカウンターのスタッフ。実際に物件を見て、話し合うことが一番の近道。「モデルルームや物件見学をしているうちに夫婦の会話が増えた」(33歳男性)という例もある。ぜひ行動に起こしてみよう。
■調査概要

[調査実施期間] 2011年7月15日(金)~7月19日(火)
[調査方法] インターネット調査
[調査対象者] 首都圏・中京圏・近畿圏の居住者。18~59歳男女。
住宅を購入・契約済(過去1年間に住宅の購入・契約した人)または
検討中の人(過去1年間に住宅の賃貸または購入を検討して何らかのアクションを取った人)
[有効回答数] 2197名
※無断転用禁止。引用の際はSUUMO(スーモ)編集部までご一報ください。

公開日 2011年08月10日
最終更新日 2016年10月06日
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