実家が営む飲食店の駐車場の一部に新築を計画していたIさん。しかし、敷地調査の結果、土地の権利関係や登記が少し複雑でそのままでは建築できなかったり、水道の引き込みに想定外の費用がかかることが判明。そこでコラボハウスの設計士が行政機関や金融機関に掛け合い、一つひとつ課題を解決し、無事、家づくりに至った。敷地のすぐ南面に線路があり、電車の乗客からの視線をとても気にされていたIさん。とは言え、他の3方も県道や店舗などがあるため、最も効果的に光を取り入れられる南面を… 続きを読む
実家が営む飲食店の駐車場の一部に新築を計画していたIさん。しかし、敷地調査の結果、土地の権利関係や登記が少し複雑でそのままでは建築できなかったり、水道の引き込みに想定外の費用がかかることが判明。そこでコラボハウスの設計士が行政機関や金融機関に掛け合い、一つひとつ課題を解決し、無事、家づくりに至った。敷地のすぐ南面に線路があり、電車の乗客からの視線をとても気にされていたIさん。とは言え、他の3方も県道や店舗などがあるため、最も効果的に光を取り入れられる南面を開き、外構や植栽の工夫で電車からの視線を遮り、明るく居心地のいい家が完成。仕事の関係で夫婦で就寝時間や起床時間が異なるため、物音で寝ている家族を起こさないようにLDKと寝室は距離を取って配置。老後、平屋感覚で暮らせるように子ども部屋以外はすべて1階に。家の中は目的地までジグザグの動線ではなく、真っ直ぐな動線でアクセスできるため、暮らしやすさも格別だ。シンプルで大人ナチュラルなデザインで仕上げられた室内には、お気に入りのインテリア小物や家具が配置され、リラックス感にあふれている。断熱性や耐震性など性能はコラボハウスの標準仕様が充実しているため、そのまま採用。光熱費が抑えられ、省エネかつ年中快適な暮らしを実現している。
LDKや水まわり、主寝室をすべて1階に配置した平屋感覚の間取り。老後、1階だけで暮らしたいというIさんの要望が反映されている。夫婦で就寝・起床時間が少し異なるため、LDKと主寝室は位置を離したり、主寝室の外にもクローゼットを設けたりすることで、テレビや生活音で互いの睡眠を邪魔しないように配慮。寝室の… 続きを読む
LDKや水まわり、主寝室をすべて1階に配置した平屋感覚の間取り。老後、1階だけで暮らしたいというIさんの要望が反映されている。夫婦で就寝・起床時間が少し異なるため、LDKと主寝室は位置を離したり、主寝室の外にもクローゼットを設けたりすることで、テレビや生活音で互いの睡眠を邪魔しないように配慮。寝室の一角には書斎スペース、キッチン横にはミセスルームを設け、本を読んだり、書類の整理・作成ができるようにしている。玄関からは2つの動線を用意。1つはそのままLDKへ、もう1つは土間収納に入り、靴や上着を仕舞い、洗面所→ファミリークローゼット→ランドリー→浴室へとつながる家族用の帰宅動線。その日の天候に応じて室内干しやガス式の衣類乾燥機、外干しができるランドリールームも計画した。階段はLDKのすぐ近くに配し、リビング階段のように上下階のつながりを演出できるようにした。
2階は子ども部屋のみを配置。老後は階段の上り下りの不安が出てきて、2階はほぼ利用しない想定であることから、トイレは2階に設けず、1階に2か所設置した。
2階は子ども部屋のみを配置。老後は階段の上り下りの不安が出てきて、2階はほぼ利用しない想定であることから、トイレは2階に設けず、1階に2か所設置した。
コラボハウスで保育士をしている友人がいたIさん。住宅ローンや補助金など資金計画のことを相談したところ、詳しい話ができる設計士を紹介してもらうことに。とりあえず、プロに話を聞いてみようということで無料相談会に参加。対応した設計士の富永さんは、さまざまな情報や提案を出し惜しみすることなく、親身にアドバイスを行った。同社の企業理念である「すべてのお施主様を自分の大切な友人と思い、家づくりに取り組む」という姿勢を目の当たりに。計画地は権利関係やインフラ工事の面で複… 続きを読む
コラボハウスで保育士をしている友人がいたIさん。住宅ローンや補助金など資金計画のことを相談したところ、詳しい話ができる設計士を紹介してもらうことに。とりあえず、プロに話を聞いてみようということで無料相談会に参加。対応した設計士の富永さんは、さまざまな情報や提案を出し惜しみすることなく、親身にアドバイスを行った。同社の企業理念である「すべてのお施主様を自分の大切な友人と思い、家づくりに取り組む」という姿勢を目の当たりに。計画地は権利関係やインフラ工事の面で複雑な課題があったが、設計士が金融機関や行政機関と交渉し、無事に家が建てられるようになった点にも厚い信頼を寄せられた。プランの提案力や建築費も納得感があり、SNSや完成見学会で見た施工例にも惹かれ、「ぜひ、コラボハウスにお願いしたい」と依頼を決められた。
敷地のすぐ南側を電車が通るため、電車の乗客からの視線を気にされていました。さらに北側は車の往来が多い県道、西側は飲食店が建っているため、いかに外からの視線を遮りながら居心地のよい家にできるかが、設計において重要なポイントでした。南からたっぷりと光を取り込むため、南面に窓を設けつつ、高い塀や植栽選びを工夫することで電車から家の中が丸見えにならないように配慮しました。外観デザインは人通りの多い前面道路からの見え方を意識し、塗り壁+タイルをベースに、I様の雰囲気… 続きを読む
敷地のすぐ南側を電車が通るため、電車の乗客からの視線を気にされていました。さらに北側は車の往来が多い県道、西側は飲食店が建っているため、いかに外からの視線を遮りながら居心地のよい家にできるかが、設計において重要なポイントでした。南からたっぷりと光を取り込むため、南面に窓を設けつつ、高い塀や植栽選びを工夫することで電車から家の中が丸見えにならないように配慮しました。外観デザインは人通りの多い前面道路からの見え方を意識し、塗り壁+タイルをベースに、I様の雰囲気に合わせて窓に木枠をつけて少し柔らかな印象に仕上げました。内装は女性設計士も加わり、I様のお好きなテイストに仕上げました。お引き渡しして10カ月。すっかりご自分のお家として住みこなしておられるご様子で私も嬉しく思っています。敷地の権利関係やインフラ整備などの面で困難なスタートでしたが、「少しでもよく、もっともっとよく」という気持ちで全力で取り組み、I様からは「本当にありがとう」と心のこもった言葉をかけていただき、感慨深い仕事になりました。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 112.20m2 (33.9坪) |
敷地面積 | 210.05m2 (63.5坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 2,500万円~2,999万円 |
竣工年月 | 2023年3月 |
店舗名 | 中百舌鳥オープンスタジオ |
住所 | 大阪府堺市北区百舌鳥梅町3‐47-1 グレース中百舌鳥トキワ1F |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
グレージュの塗り壁+タイル貼りでしっとりとした外観は、アクセントに窓を木枠で囲み、柔らかな印象を添えた。前面道路は車や人の往来が多いため、閉じた設計に
南から自然光が差し込むLDK。通過する鉄道車両からの視線を遮るため、板塀や背の高い植栽を採用した。ソファを配置しやすいように掃き出し窓は1か所だけにした
フルフラットの対面キッチンはワークトップも広々。ダイニングやリビングにいる家族とのコミュニケーションも取りやすい
ウッドデッキと一体化して広がりが感じられるLDK。床は節なしのオーク材を採用し、シンプルな木の家具との馴染みもよい
キッチンの背面には腰高のカップボードや飾り棚を造り付け、お気に入りの調理家電や雑貨をディスプレイ
キッチンから寝室まで遮るものがなく、見通すことができる。ジグザグな動線ではなく、家の中の移動がスムーズにできる
ダイニングの天井にはライティングレールを設置。ペンダントライトだけでなく、植物をハンギングしてインテリアを楽しむことができる
キッチン収納は、システムキッチンと同じメーカー(タカラスタンダード)の同じシリーズで統一。天板はキズに強いアイカのメラミン化粧板に変更
リビングからつながるウッドデッキや庭。板塀や背の高い植栽で外からの視線を遮り、プライベート感いっぱい
玄関ホールからはLDKへの動線に加え、家族用に水まわりやファミリークローゼットに行く動線も設けた
木製カウンターやデザインタイル、深型の医療用シンクなどこだわりが詰まった造作洗面台。継ぎ目のない一枚鏡ですっきりと見せた
脱衣所とは別々に設計された洗面室。入浴中の家族に気兼ねなく、いつでも洗面台を使うことができる
脱衣所を兼ねたランドリールーム。ガス式衣類乾燥機や室内物干し竿、造作カウンターを設置し、洗う→干す・乾かす→畳む→収納をすべてココで完結できるようにした
玄関ホールとLDKの間には一枚ガラスの建具を採用し、玄関にも光が届くように。無機質なモルタル仕上げのたたきと、ぬくもりのある木がうまく調和したおしゃれな空間
帰宅した家族は玄関から角丸のアーチ状の垂れ壁を通り、土間収納で靴を脱ぎ、棚に仕舞い、水まわりやファミリークローゼットへ。「外の汚れをリビングに持ち込まずに済みます」とIさん
主寝室の一角には書斎スペースを造作。奥まった感じに仕上げ、集中できるように。L字型にカウンターを造り付け、たくさんの書類を広げられ、使い勝手もよい
2畳のミセスルームは、ヌックのような小ぢんまりとした居心地のいいスペース。階段の上り口のすぐ近くにあり、独立しすぎることなく、ひとり時間を楽しむことができる
トイレは1階に2か所。こちらは玄関とLDKの間にあるトイレで、来客も使う想定で、おしゃれな小物を飾れるように造作の手洗いカウンターを設置した
水まわり近くに配置したトイレ。正面の壁をふかし、カウンターとして使えるようにした。「老後、2階は使わなくなりそうなので、掃除も大変かと思い、トイレは1階に2か所にしました」とIさん