損傷限界耐力

損傷限界耐力(ソンショウゲンカイタイリョク)の意味・解説

損傷限界耐力とは、住宅などの建築物が、およそ50年に1回程度遭遇する可能性が高い地震(L1地震)に対して、構造体に損傷が発生しない限界値を損傷限界耐力という。
ちなみに「耐力」とは、部材が地震や台風などの外力を受けて、破壊するまで耐えることができる最大荷重のこと。建築基準法では、損傷限界耐力時の地震力に対して、住宅の構造材として使用されている部材が許容応力度(構造計算上の限界点)以下になるように設計することを求めている。

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