区画の中心線

区画の中心線(クカクノチュウシンセン)の意味・解説

区画の中心線とは、工法・構造によって、建物等の中心線が異なる。以下、木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造の場合
(1)木造の建築物/木造軸組工法の場合は柱の中心線。木造枠組工法の場合は壁を構成する枠組材の中心線。丸太組工法の場合は丸太材の中心線が、それぞれの区画の中心線となる。
(2)鉄筋コンクリート造の建築物/鉄筋コンクリートの躯体やPC板(プレキャストコンクリート板)の中心線が、区画の中心線となる。
(3)鉄骨造の建築物/金属板や石綿スレート、石膏ボードなどの薄い材料を張った壁の場合は胴縁等の中心線。PC板、ALC板(軽量気泡コンクリート板)の場合は外部と内部の区画を形成する構造体の中心線が、それぞれの区画の中心線となる。

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