工事クレーム対策

工事クレーム対策(コウジクレームタイサク)の意味・解説

住宅の建設工事やリフォーム工事を行う際の主なクレーム内容としては、
(1)解体工事・外装工事・屋内作業時/洗濯物へのほこりや臭いの付着、作業音による睡眠の妨害(特に幼児や病人、妊婦など)、作業者の視線が気になる、など
(2)資材等の搬出入時/共用部分の汚れや傷、スムーズにエレベーターが使用できない、など
(3)作業車の駐車/作業車両の駐車により、マンションの駐車場や自宅の車庫に車を入れることができない、
などが挙げられる。

こうしたクレームに対し、施主として、以下のような対策を施工会社と確認の上、徹底を図ってもらうよう配慮する必要がある。
(1)工事の日時/土・日曜は工事を休止する、あるいは騒音工事を行わない。工事時間は8時30分~17時30分まで。エレベーターでの搬出入時間を、住民の出勤・通学時間とずらす、など。中古マンションのリフォームの場合、管理組合でルールが設定されているケースもあるので、確認が必要
(2)作業中のマナー/建物内やバルコニー、現場周辺では禁煙にする。ラジオなど工事音以外の音を発生させない。指定以外の場所に作業車を駐車させない、など
(3)その他/管理員との連絡を密にする。火災報知機を事前に止めてもらう。24時間体制で緊急連絡に対応する、など。

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