空き家になっていた実家の離れ家をリフォームしたのがIさん家族だ。もともと母屋と廊下でつながる離れ家は、1階に車庫と和室、2階に居室がある2階建て。そこで1階だけに着目し、LDKと浴室や洗面室、トイレをつくれば母屋と独立したマイホームになると計画した。とはいえ決して広くはないのが現状で、LDKと水回りのすべてをいかにレイアウトするのかが課題だった。
幸いにも建物は鉄骨造。既存の壁に影響されることなく、ゼロベースでスケルトンリフォームできるのが救いとなり、廊下などの無駄なスペースをつくることなく、しかも全開口型の開口部を持つ開放感たっぷりのLDKを生み出すことができた。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦+子ども1人 |
築年数 | 25年 |
間取り | [ Before ] その他 → [ After ] 2LDK |
目的 | 間取り変更・スケルトン、デザイン重視、リノベーション、コンバージョン、収納力アップ、子供の成長、 |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、浴室・バス、トイレ、洗面所、収納、階段、玄関、外壁・屋根、その他 |
新しくした設備 | - |
費用 | 1350万円 |
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費用概算 | 工事費用一式: 13,500,000円 |
工期 | 45日 |
リフォーム面積 | 119.20平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
「モダンスタイルの家で暮らしたい」という具体的なイメージが私たちにはありましたので、単なるリフォーム対応ではなく、「デザインセンスのある施工会社でなければ」と考えていました。もちろん実績やアフターフォローのよさも重視しており、その全てに信頼できたのがアイシンリブランさんでした。
改装場所の1階部分は、母屋と廊下でつながる東側に階段の裏を見せる玄関ホールがあり、その左は8畳の和室でした。車庫は和室と壁で完全に隔てた西側です。鉄骨造という背景から自由なレイアウトが組めましたが、階段で2階の居室と行き来することや、母屋との連絡動線を考える必要がありました。
階段の形状を変えることで、2階の居室から下りてすぐの場所にトイレや洗面、そして浴室を設け、スムーズな日常生活が送れるレイアウトを考えました。また階段エリアの手前にLDKと分離できる引き戸を設けたことで、来客中でもプライベートな使い方ができるように配慮しました。
西側へ移動させた玄関はまさにホテルライク。天井を迎賓の趣を添えたルーバーで装飾しLDKへと導きます。キッチンは妻Iさんこだわりのフロート対面式で、サイドにはパントリーを造作。できるだけ生活感が表に出ないよう、スッキリ暮らせる提案を盛り込みました。
これから成長していく子どもをのびのび育てられるよう、使っていなかった実家の離れ家を改装して快適なマイホームとして整える計画を練ったのがI夫妻です。ただ離れ家の1階が車庫と和室になっていて、キッチンや浴室、トイレなどの生活設備がなかったため整える必要がありました。
鉄骨造でしたので既存の玄関や和室などの壁をすべて取り外す計画をしました。ただ、階段の位置、母屋へつながる動線は活かす必要があり、トイレや浴室などの水回りを階段に近い東側に配置することに。その影響から玄関の位置を反対側に移動。限られた建物面積を活かしながら効率の良いレイアウトを考えました。
日ごろからデザインやファッションにも興味をお持ちのI夫妻は、リフォームをするにあたり、デザイン性を高めたいと考えました。特にお二人が好きな色調は黒が映えるモダンなモノトーン。できるだけコントラストを活かした、都会的なインテリアになるよう、担当者と何度も打ち合わせを重ねて進めていきました。
以前車庫だった場所にレイアウトしたのが玄関ホールからつながるダイニング・キッチン。
左のホールとキッチンの間にあるのは、壁を兼ねた大型収納庫(パントリー)で、無駄になる廊下だけでなく壁もつくらない、という効率の良い設計思想が反映されている。
正面に見える対面オープンキッチンは、床面が広く見え、足のつま先がひっかからないフロートタイプ
玄関先から室内の様子が見通せないよう、引き戸から入った右側にホールをレイアウト。
この写真はそのホールから奥を見たところで、間接照明に映えるルーバー装飾が天井から壁面に向かって施され、来客を奥へと導いてくれる。ありきたりな玄関にはしたくなかった、という施主の要望に同社が提案し完成させた
ご夫婦が憧れていたモノトーン基調による都会的なインテリアで完成させたLDK。
ダウンライトのみで演出したスッキリとした天井に黒のアクセントウォールやキッチンがセンスよく彩りを添えている。奥のダイニングと手前のリビングに適度な距離を置き、パソコンコーナーも造作対応。限られた建物面積を効率よく活用している様子が確認できる
リビングやダイニングで過ごすお子さんの様子を見ながら調理ができる対面キッチンで、サイドには天井まで効率よく収納できるパントリーを造作対応。
キッチンからも、ダイニング側からも使いやすい位置にあり、内部は可動棚になっているため、収納物のサイズに合わせられ、下部には家電類を収納するインナーワゴンも設置。たっぷり容量のため生活感を表に出さずに済むと好評だ
こちらは階段を下りてすぐのところに設置した洗面脱衣室と浴室で、LDKと同様にモノトーンを基調にダーク&シックにこだわったつくりになっている。
実は今回の改装で階段にも手を加え、直線だった階段の下段を横向きに回転。空いた元の階段の正面スペースにトイレをつくり、新規の階段先に洗面脱衣室をつくることでスムーズな生活動線を生み出した
全面リフォームした1階の外壁は、黒いガルバリウム鋼板を採用し、玄関の扉も黒い引き戸でカッコよくアレンジ。
右側にあるリビングの掃き出し窓は、折り戸による全開口タイプを採用した。そのため天気がいい日には窓を開け放つことで外との一体感を楽しむことが可能
会社名 |
アイシンリブラン(アイシン開発株式会社)
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