建設工事請負契約

建設工事請負契約(ケンセツコウジウケオイケイヤク)の意味・解説

建設工事請負契約とは、住宅を建設したり、リフォーム工事を行うときに、ハウスメーカーやリフォーム工事の施工会社と結ぶ工事・建築に関する契約のこと。「住宅建築工事請負契約」「住宅リフォーム工事請負契約」ということもある。契約書には、発注者氏名、請負者氏名、工事内容、請負代金の額、支払方法、工事着手の時期、工事完了の時期、完成引き渡しの時期等が記載されている。特に「工事完了の時期」が遅れた場合の違約金はこの日付を基に算定されるので、記載漏れがないかの確認が必要。また、「支払方法」には契約時や着工時、上棟時、引き渡し時など、いついくら支払うのかが書かれているので、住宅ローンの実行時期などと照らし合わせてチェックする必要がある。
契約の際には、通常、この「工事請負契約書」のほか、「工事請負契約約款」「見積書」「設計図書」の4種類の書類が交付される。契約書類は分量も多く、契約時にすべてに目を通し理解するのは難しいため、事前にチェックしておくことが望ましい。

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