建築マニアで写真家でもある一級建築士の高橋氏と、マンツーマンでじっくり語り合えるクリエイティブな家づくり。同氏が「Look&Feel」と呼ぶファーストヒアリングは、様々な施工事例を見ながら、自分はどんな空間に身を置くと心が躍るのかを探る時間。好みの色や素材感も含めてディテールの好みを丁寧に確認し、高い次元でイメージを共有するからこそ、一切の妥協のない完璧な空間を追求できる(写真の建物は3000万円以上)。
施主の想いを最大限尊重できるよう、性能についても「何を大切にしたいと考えているのか」をじっくりヒアリングし、構造計算ができる一級建築士の視点からアドバイス。設計時に水平構面(床)の強度を高めることで、地震や台風など横からのダメージに強い構造を実現する。開口部が大きい分、壁が少なくなり耐震性を確保しにくいガレージハウスも、建物部分だけで「耐震等級3」の取得を目指すこともできるからまずは相談を。
性能を考える際、見かけ上の数字だけにこだわるのでは、真の居心地のよさにはつながらない。そう考える「人・建築設計所」では、住まう人が望むライフスタイルや予算、敷地条件に合わせて最適な「性能の高め方」を提案。オーバースペックにならないよう気を配りつつ、体感温度や建物の耐久性に影響する断熱材や窓にはしっかりコストをかけることを推奨し、空調や換気の方法からオーダーメイドで設計してくれる。
「建築と自然との融合」をテーマに25年以上も前からエコ住宅を手がけてきた建築家と叶える、自然エネルギーを活用できるパッシブ住宅。光・風を効率的に誘い込む間取りの他、太陽光発電やペレットストーブも取り入れながら、自然と持続的で良好な関係性を築ける快適な暮らしを提案する。ペレットストーブの熱を再利用し天井近くから暖気として送り込むLDKは、まるで床暖房をつけているように足元からじんわり暖まり気持ちがいい。
「人・建築設計所」の代表・高橋氏が企画・コンセプト設計から携わった「タイニーハウス」は、約15坪で1~4人暮らしができる美しい平屋。小さい=けっして物足りないのではなく、余分なものを削ぎ落とした潔さこそが贅沢な空間をつくり出し、モノに支配されない豊かな暮らしを実現する。ガレージや屋外リビングを追加するなどアレンジも自在で、終の棲家への住み替えや週末を過ごすセカンドハウスにもおすすめだ。
「人と建築をつなぐ」のが自身の役割だと語る一級建築士の高橋氏。同氏が手がけるのはデザインはもちろん生活動線や使い勝手も、住まう人の価値観・ライフスタイルにフィットする家だ。キッチン回りの回遊動線とともに重視する洗濯動線は、ランドリールームの近くに衣類を収納し着替えまでできるフィッティングルームを提案。室内干しの効率が上がるよう、ランドリールーム内に採光用のトップライトを設計するこだわりにも注目を。
生活動線を踏まえた的確な位置と量に加え、「モノに支配され過ぎず豊かに暮らす」ことが「人・建築設計所」の収納コンセプト。沢山のモノを収納しようとすることで家はどんどん大きくなり建築コストもかさむことから、施主が望む暮らしにとって本当に大切なものは何かを一緒に見つめ直しプランに反映。内部が一杯にならないよう7割で運用できるゆとりを持たせることも、本当の意味での使い勝手を考える建築家の心遣いだ。
両親も建築関係の仕事に就いていた環境の下、幼少時から「人と建築の関係性」を深く観察し、プランニングの面白さに目覚めていたという一級建築士の高橋氏。「誰がどう住まうのか」からイメージを広げる家は、一過性の暮らしやすさではなく、子育て期からその先まで見据えたロングライフデザインが特長。子どもが独立した後もムダが生まれない、コンパクトで可変性のある「15坪からのタイニーハウス」も得意とするからぜひ相談を。
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