築35年を迎えるF邸のリフォームは今回が二度目。築11年目のリフォームでは、ごく一般的な一世帯向けの間取りから、上下階で分かれた完全分離型の2世帯住宅に変更。何かあればすぐに集える程よい距離感で24年間暮らしていたが、6年前に父親が亡くなった後は、1階でひとりで暮らすことになった母親を案じて同居を決意。2階の床でふさいでいた内階段を復活させ、3世代が同じ空間で共に暮らす家に変えることに。間取りを全面的に見直し、大勢の大人がゆったり暮らせるよう、アイランドキッチンを中心にしたオープンな間取りを採用。引き戸を多用し、バリアフリーを徹底。家族5人と犬一匹が、一緒に安心して暮らせる家へと生まれ変わらせた。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦+子ども2人+母 |
築年数 | 35年 |
間取り | [ Before ] その他 → [ After ] その他 |
目的 | 間取り変更・スケルトン、バリアフリー、オール電化 |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、子ども部屋、洗面処、バルコニー・エクステリア |
新しくした設備 | 風呂/LIXIL、キッチン(1階・2階)/LIXIL、洗面台/LIXIL、トイレ/LIXIL |
費用 | 3300万円 |
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費用概算 |
仮設解体工事: 5,700,000円 屋根・外壁工事: 1,900,000円 木工事: 5,300,000円 内装・建具工事: 6,700,000円 設備工事: 4,200,000円 電気・給排水工事: 4,000,000円 外構工事: 1,700,000円 その他工事: 3,500,000円 |
工期 | 3ヶ月 |
リフォーム面積 | 157.86平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
父がダイワハウスで新築し、1度目のリフォームも大和ハウスリフォームで行っていました。メンテナンスにもよく来てくれていたので信頼感があったこと、この家のことは構造からよく分かっているはずだと思ったこと、何よりも設計士さんがつくった完成予想図がすごく素敵だったので、今回も全面的にお任せすることにしました
24年前のリフォームで内階段をふさぎ、完全分離型の2世帯住宅に変更していたF邸。1、2階の移動時には外階段を使わなければならず、同居するには不便な間取りになっていました。また、太陽光発電を導入していたものの、1階はプロパンガスを併用し、光熱費がかさんでいました。段差も多く、将来の生活に不安がありました。
色決めの際にはいつも全員で参加される仲の良いFさんご一家。「いい家をつくりたい!」という家族の熱量と、当社への信頼に応えたくて、3世代の大人5人が交流しやすい回廊型の間取りをご提案しました。「あまり色を使いたくない」という奥様のご要望を受けて、白とブラウンでまとめた完成予想図をおつくりしたところ、とても気に入っていただき、ほぼそのまま採用されることになりました。35年前にダイワハウスで建てた家を、2度のリフォームを経てこの先も住み続けていただくことになり、わたし達にも忘れられない家になりました。
左から設計担当/大川 雄平、営業担当/尾崎 太一
親世帯・子世帯の独立性を高めるために、あえて閉じていた内階段を今回のリフォームで復活させ、建物内で上下階の移動ができるようにしました。また、1、2階とも間仕切り壁をほぼ全部壊して、内装・設備ともにすべて一新。玄関、LDK、洗面・浴室を共用する、完全同居型の2世帯住宅へと生まれ変わらせました。
1階のLDKは間仕切りが多く狭かった
1階の部屋数が減ったので、LDKのスペースを広くできた
以前は1、2階で世帯を完全に分けていたため、2階の子世帯に出入りするには外階段が必要でした。今回、玄関がひとつになったので、2階のバルコニーは残しつつ、外階段を取り外しました。外壁を塗りなおし、木製の玄関扉に替え、外観を全面リニューアル。家の内側だけでなく、外側まで全く新しい住まいになりました。
2階の子世帯への出入りには、外階段を使わなければならなかった
玄関がひとつになり、すっきりとした外観に
1階はガスと電気、2階はオール電化、それぞれで契約していたFさん。生活コストを抑えるために全館オール電化に変更。もともとあった太陽光発電はそのまま使い、照明はすべてLEDにし、1階は2重窓の防犯サッシに入れ替えて冷暖房効率をアップ。売電効果もあり、真夏でも光熱費が1万円ほどで済むようになりました。
1階のキッチンではガスと電気を併用していた
IHコンロを使い、フラットですっきりしたアイランドキッチンに
「手持ちのダイニングテーブルを使いたい」との希望を受け、LDKはテーブルのイメージに合わせてトータルコーディネート。また「テレビは壁掛け式に」との要望があり、色・素材感ともにぴったりのシステム収納を造りつけた。収納が天井まであるので、リビングがすっきり片付く
空間にあまり余裕がなかったため、当初はI型の壁付けキッチンを提案していたが、「キッチンでひとりぼっちにならないようにしたい」との妻の要望をうけ、アイランドキッチンを採用。周囲にできるだけスペースを残すために、背面には奥行きの小さなシステム棚だけを用意。アイランドキッチンのすぐ横に愛用のダイニングテーブルを並べたことで、配膳もスムーズに行えるようになった
2階子世帯のLDKだった部屋は、システムキッチンを交換し、セカンドリビングとして使えるようにした。以前は階段のスペースも2階LDKの床にしていたため、リフォーム後は多少狭くなったが、子ども達の友人が遊びに来た時や、姉弟がお酒やゲームを楽しむ場として活躍。また、いずれ子どもたちが世帯を持ったときには同居も可能
持ち物が多く、本好きな子ども達の部屋には、それぞれに壁一面のクロゼットと、半面のオープン棚を提案。オープン棚は、新築住宅用のシステム収納を利用。一番大きな壁面には、各自が選んだ壁紙を使って個性を演出。
浴室との間の段差をなくし、扉を引き戸に変更。洗面所には、車椅子でも動けるだけの広さを確保した。最新の保温浴槽に交換した浴室は、「家族全員が入った後もお湯が温かい」と喜んでいただけた
会社名 |
大和ハウスリフォーム(大和ハウスリフォーム株式会社)
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対応エリア |
全国
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会社概要データ |
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お問い合わせ先 (TEL・FAX) |
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