「父が車椅子を利用しており、床の段差や狭いトイレに不便を感じていました」と語るKさんのお嬢様。お父様はもちろん、お母様も安心して暮らせる空間を目指しリフォームに取り組みました。「長年親しんだ動線はそのままに、できるだけ凹凸の少ない空間を」という要望を受けた山商リフォームサービスは、まず2部屋の和室をフローリングにして洋室に変更。床面をフラットにしてリビングとつなぎました。さらに建物の増築を提案し、新しい設備を採用した広いトイレと浴室を設置。車椅子での移動のストレスを軽減しました。京壁で暗かった室内は白いクロスに張り替え、明るい空間に。ご両親にとって安心かつ快適に暮らせる住まいが実現しました。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦 |
築年数 | 38年 |
間取り | [ Before ] 4LDK → [ After ] 4LDK |
目的 | バリアフリー、家の老朽化、耐震補強 |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、洋室、和室、浴室・バス、洗面所、トイレ、玄関、外壁・屋根、他 |
新しくした設備 | 床・建具等 大建工業 キッチン サンウエーブ〔LIXIL〕(アミィ) 浴室 TOTO(サザナ) トイレ TOTO(ネオレスト) サッシ トステム〔LIXIL〕(デュオPG) |
費用 | 1142万円 |
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費用概算 |
解体・仮設工事: 1,080,000円 木工事: 1,334,000円 基礎・左官・塗装・タイル工事: 960,000円 屋根板金・エクステリア工事: 2,389,000円 建材・内装工事: 2,613,000円 電気・設備工事: 2,559,000円 その他工事等: 485,000円 |
工期 | 2.5ヶ月 |
リフォーム面積 | 142.48平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
「Goodリフォーム」誌で山商さんを知り、ホームページを拝見しました。決め手になったのは私たちが望む「バリアフリー・介護」の施工事例が豊富に載っていたこと。実績や経験のあるリフォーム会社だと思いました。また施工事例には金額の明細もきちんと表示されていて、予算のイメージをつかめたのもよかったと思います。
K様のお嬢様が目指したのは、ご両親が二人で安心して暮らしていくためのリフォームでした。そこで建物の老朽化、バリアフリー、狭いトイレや浴室など気になっていた様々な課題を解消することに。「山商さんは対応が早く、私たちのリフォームに対する気持ちをしっかり理解してくれたと思います」と言っていただきまいした。
車椅子利用のお父様の動きをシミュレーションして、どんな空間をつくっていくか検討しました。例えば、トイレにはどう入り、どう動くのか、そのために必要な広さや扉のサイズはどれくらいになるのか、実際にお父様の立場になってプランニングを行ったのです。お父様の寝室、お母様の部屋、そしてリビングなどを一体化し、床の凹凸を少なくして各部屋をつなぐことで、お父様自身はもちろん、介護する人にとっても動きやすい空間をつくることを心がけました。バリアフリーや介護リフォームなら経験豊富な当社にぜひご相談ください。
営業/古牧 健(左)、プランナー/伏谷 絵美子
お嬢様が一番実現したかったのが、床のバリアフリー化。2部屋の和室とリビングの段差を解消し、それぞれをフローリングにすることで車椅子の移動を楽にしています。また、狭くて使いにくかったトイレは、お父様がどう使うかをシミュレーション。必要となる広さを検討し、建物を増築することで広いトイレを実現しています。
K様のお住まいは築38年。傷んでいた外壁をサイディングに変更し、外観をリフレッシュしました。京壁で暗い雰囲気だった室内は白いクロスに、さらにリビングとキッチンの間にある階段を塗装し直すことで、明るい空間を実現。「見た目の印象も変わり、気持ちよく過ごせるのが気に入っています」とお母様もお喜びです。
地震に対する強い不安もあったというKさんご家族。山商リフォームサービスは耐震補強を提案しました。Kさんのお住まいは1階が木造軸組で2階は鉄骨。今回は1階部分を重点的に金物で補強し、強度を高めています。また、断熱材も新たに施工し、安心かつ快適な住まいを実現しています。
お父様の寝室からお母様の部屋、リビングを望む。車椅子の移動をスムーズにするため、2部屋あった和室をフローリングに変更。床の凹凸もなくしている。また、各部屋を仕切る扉を引戸とし、開け閉めが楽な空間に。「父は外を見るのが大好きなんです」というお嬢様の声を受け、開口部を大きくし、外の景色が眺められように配慮している
車椅子のための昇降機はリフォームする前から取り付けられ、利用していた。写真奥のお父様の部屋には戸袋があり、車椅子の移動の妨げになっていたので今回のリフォームで撤去。その代わり、全ての窓にシャッターを採用している
「父はデイサービスを利用しているのですが、部屋とデッキの間の段差を乗り越える時に衝撃があり、解消できればと考えていました」。この課題に対し山商リフォームサービスは、ノンレールタイプのサッシを採用。段差を乗り越える時にあった衝撃をなくしている
以前は塗り壁で暗い雰囲気だったキッチン。窓の位置も高くお母様の手が届かなかったという。そこで、塗り壁をクロスに変更し、窓の位置を低くすることで明るく使いやすいキッチンに。新たに設けた吊り戸棚の白い色も明るいキッチンの演出に貢献している。以前、クッションフロアだった床はリビングや他の空間と同様にフローリングに変更し、統一感を。階段は新たに塗装を行った
広いスペースを確保するために増築を行ったトイレ。車椅子を利用するお父様がどういうふうにトイレを使うかをシミュレーションし、提案したという。広くなったトイレは車椅子を置くスペースも十分確保されている。扉には引戸を採用し、開閉も楽に
トイレと同様、浴室も増築することで、以前なかった脱衣スペースや洗濯機を置ける空間ができた。お父様はデイサービスを利用して入浴を済ませるので、今回のリフォームではお母様にとっての快適さや洗濯のしやすさなどの利便性を追求している
会社名 |
山商リフォームサービス(山商リフォームサービス株式会社)
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