結婚以来ずっとアメリカに住んでいたNさん夫婦が、「余生は日本で静かに平和に過ごしたい」と帰国したのは2020年のこと。実家に暮らしながら、理想の終の棲家を作ることにした。長年の外国暮らしで身についたライフスタイルは変えられない。二人の希望は、インナーガレージ(直接室内に入れる動線は必須)をはじめ、主寝室に浴室やトイレなどの水まわりを作る(さらに洗面台の洗面ボウルは2つ)、ゲストルームは2部屋(専用のシャワールームとトイレを用意)、全館空調など、アメリカでは… 続きを読む
結婚以来ずっとアメリカに住んでいたNさん夫婦が、「余生は日本で静かに平和に過ごしたい」と帰国したのは2020年のこと。実家に暮らしながら、理想の終の棲家を作ることにした。長年の外国暮らしで身についたライフスタイルは変えられない。二人の希望は、インナーガレージ(直接室内に入れる動線は必須)をはじめ、主寝室に浴室やトイレなどの水まわりを作る(さらに洗面台の洗面ボウルは2つ)、ゲストルームは2部屋(専用のシャワールームとトイレを用意)、全館空調など、アメリカではごく「当たり前」だが日本ではかなり個性的なものだった。「私達の要望を伝えても、そういう家は見たことがない、できませんと言われることが続いて…。でもタナカホームズさんは違ったんです。アメリカに滞在経験のある建築士さんがいらして、私達の思いを理解してプランを提案してくれました。それを見て『やっと分かってくれる人がいた!』とうれしかったですね」とNさん。完成した家は、将来のことを考えたバリアフリーの平屋。そこにお互いのプライバシーや安全性、快適性を考慮したアメリカのライフスタイルを反映させた。「二人だけなのでコンパクトな家なんですよ」とNさんは笑うが、ゆったりとしたLDKや主寝室、ウッドデッキはうらやましいほどの広さ。「これからお客さまを迎えるのを楽しみにしています。本当に気に入った家ができました」と二人は満足そうにほほ笑んだ。
ガレージから直接室内に入れる動線や、専用のシャワールームやトイレを備えたゲストルームなど、アメリカに住んでいた頃の「当たり前」を実現。またタナカホームズでは初めてという全館空調を採用、ドアなどの仕切りを極力なくしたオープンフロアの大空間は、どこにいても一定の温度で快適に暮らせる。「アメリカの家ではD… 続きを読む
ガレージから直接室内に入れる動線や、専用のシャワールームやトイレを備えたゲストルームなど、アメリカに住んでいた頃の「当たり前」を実現。またタナカホームズでは初めてという全館空調を採用、ドアなどの仕切りを極力なくしたオープンフロアの大空間は、どこにいても一定の温度で快適に暮らせる。「アメリカの家ではDIYで自分達の家に手を入れるのが当たり前。じゅうたんをはがして床を張ったり、壁にペンキを塗ったり。節約しながら楽しんで自分好みに仕上げていくスタイルだったんです。これからこの家も自分達の好きなように手を加えて、家で過ごす時間を楽しみたいですね」と話すNさん。ガレージにも収納棚を取り付けたいし、室内には好きな写真も飾りたい。庭は日本庭園のような雰囲気に仕上げて、西洋と日本の和との融合ができたらいいな…。我が家というフィールドで二人の夢は自由に広がる。
長年アメリカで暮らしたNさん夫婦のライフスタイル、その思いや希望を理解してくれるタナカホームズの建築士との出会いが、Nさんが同社を選んだ一番の理由だ。「例えば主寝室に浴室やトイレがあったり、専用の水まわりを備えたゲストルームがあったりといった間取りはあまり例がないみたいで、なかなか理解してもらえませんでした。そんな状況の中で在米経験のある建築士さんと出会い、提案していただいたプランを見たときの『やっと分かってもらえる人がいた!これなら大丈夫』という喜び。そ… 続きを読む
長年アメリカで暮らしたNさん夫婦のライフスタイル、その思いや希望を理解してくれるタナカホームズの建築士との出会いが、Nさんが同社を選んだ一番の理由だ。「例えば主寝室に浴室やトイレがあったり、専用の水まわりを備えたゲストルームがあったりといった間取りはあまり例がないみたいで、なかなか理解してもらえませんでした。そんな状況の中で在米経験のある建築士さんと出会い、提案していただいたプランを見たときの『やっと分かってもらえる人がいた!これなら大丈夫』という喜び。そのプランをベースに細かく修正を重ね、イメージ通りの住まいが完成しました」とNさんは笑う。家は文化そのもの。その文化の違いを理解しながら、予算内で施主の希望を最大限叶える家づくりを実現したのがタナカホームズだった。「担当者には無理も言いましたが、私達の話を興味を持って聞き、しっかりと受け止めてくれました。単にNOと言うのではなく、きちんと調べて返事をくれたり、代案も提案してくれたり、本当に良くしていただいて満足しています」。完成した家そのものはもちろん、施主の家づくりに誠心誠意寄り添う同社の姿勢がNさんの満足度をさらに高めているようだった。
商品名 | プレミアムスタイル |
部材・設備 | - |
商品名 | プレミアムスタイル |
部材・設備 | - |
延床面積 | 152.78m2 (46.2坪) |
敷地面積 | 1164.70m2 (352.3坪) |
工法 | 2×4、2×6 |
本体価格 | 2,700万円 |
竣工年月 | 2021年10月 |
住所 | 山口県萩市細工町44 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
ライトグレーとネイビーブルーのツートンカラーがおしゃれな外観。片流れの屋根がシンプルな平屋の形状ともマッチする。「通りがかりの人から家づくりの参考に写真を撮らせてくださいと言われたこともあるんですよ」とNさん。確かに写真に撮りたくなるようなカッコよさ!
玄関から間仕切りのないオープンな空間。全館空調を採用しているので、どこにいても一定の温度で心地よく過ごせる。N邸は同社の最上級プラン「プレミアムスタイル」を採用。耐震性・高断熱をさらにグレードアップした2×6工法で、より安心、快適な空間を実現している
リビングの壁の一面だけダークグレーのクロスにして、目を引くアクセントにした。ちなみに日本では「アクセントウォール」と言うが、アメリカでは「フォーカルウォール」と表現するそう。リビングやダイニングで、夫婦二人のゆったりとした時間が流れる
主寝室+夫婦の部屋のことを、アメリカでは「マスタースイート」と呼ぶそう。浴室とトイレ、洗面ボウルが2つある洗面台など、まるでホテルのようなぜいたくな設えに圧倒される。夫の書斎スペースも用意した
夫の書斎はグリーンの机がポイント。コンパクトにまとまった空間は使い勝手もいい
洗面ボウルは夫婦それぞれに用意。朝の身支度に忙しい時間もこれならストレスなく使える
トイレはシンプルに白一色でまとめた。浴室(シャワールーム)やトイレは来客時のことを考え、当初から2か所ずつ作ることを希望したNさん。「お互いのプライバシーを守りながら、お客さまにも遠慮せずに過ごしてほしい」というNさんの心遣いが表れている
白とブラウンを基調にしたシックなコーディネート。この位置にWICがあるのも便利
夫婦二人分の衣装が収納できる大容量のWIC。小さな窓から入る明かりも十分
キッチン横に設けたパントリー。ここからランドリールームにつながる
ランドリールームの左手に見えるドアは、ガレージにつながっている。ガレージから荷物を降ろして、直接パントリーやキッチンに運べる動線にもこだわった
ゲスト用の洗面脱衣室。専用の水まわりを作ることは、Nさんにとって重要なポイントだった。右手に見えるのがシャワールーム。トイレも用意している
ゲストルームは2部屋用意。アメリカから家族が遊びに来ることを楽しみに待っている
広々とした玄関を入るとリビングまでまっすぐにつながる。「なるべく仕切りたくなかった」とドアは取り付けず、オープンな開放感を実現
LDKは22.2畳。ゆったりと家具をレイアウトしてもまだ余裕がある。「二人で暮らす老後を考えたとき、フラットな平屋はやっぱり安心ですね」とNさん
玄関にはシューズクロークを用意。壁でさり気なく目隠ししながら、靴はもちろんコートなども壁にかけてすっきり収納できる
広大な敷地には日本庭園を造園中。立派な岩が至る所に見える。「外観はモダンな感じにしてお庭は日本庭園に。西洋と日本の融合を意識しています」
ガレージに車を入れて、そのまま室内に入れるようにするのは当初からのこだわりの一つ。「アメリカでは安全性を考慮して、シャッターを閉めてからドアを開けて家に入ります」とNさん。ガレージ内の壁は夫婦で好みの色にペイント。これもアメリカならではのライフスタイルだ
リビングに面した庭には、大きなウッドデッキを用意した。食事をしたり、バーベキューをしたりと楽しく過ごせる空間だ
開放感いっぱいのウッドデッキ。屋根付きなので天気を気にせず使える