ヤマダホームズの商品詳細

強固な六面体の壁構造により、木造住宅ながら大きな吹抜けや大空間デザインが可能となった「SxLシグマ」。ワイドな窓からは自然光がさんさんと差し込み、2階までの大きな吹抜けは、開放感を存分に味わえるとともに、家族の絆を深めてくれる。頑強さはもちろん開放感あふれる家をと考えている方にはおすすめの構法といえそうだ

建物全体の構造パネルの内部に空気の通り道をつくることで湿気を放出し、内部結露を効果的に防ぐ壁内換気システムが採用されている「SxLシグマ」。写真の青い矢印が示すように床下から入った空気が天井上部の小屋裏に上がっていき、最上部の換気トップから屋外に出る。つまり、「SxLシグマ」は常に呼吸を繰り返しているということ。このシステムが長寿命な家を可能にする

壁内換気システムは、暖められた空気は上昇するという性質を利用したもの。小屋裏に集まってくる暖かい空気を換気トップから屋外に放出すると、小屋裏の気圧が低下し、そこに新たに空気を取り込もうとするので、壁内の通気口を通って床下からの空気が上がってきて放出されるという動作を繰り返す。これによって夏には暑い外部とエアコンで涼しい室内の温度差による結露、冬には逆の状態による結露を防ぐことができ、常に快適な室内環境が保たれ、しかも建物の耐久性が高まる

片面パネル工法で施工品質をアップ。壁内換気システムでおわかりのように、2枚のパネルの間に断熱材が入って1枚の壁が出来上がる。「SxLシグマ」の場合、工場から現場までは断熱材を入れずに1枚だけの片面の状態で運ぶ片面パネル工法を導入。片面パネルのメリットは、壁内部の接合部分の釘打ちやボルト締めなどを目で確認しながら行えるので施工品質がより高まること。さらに屋根がついた時点で断熱材を充填するので断熱材が濡れる心配もなく、壁内換気システムの工事もスムーズに進捗する

振動台の上に建てて地震波による連続加振実験風景。「SxLシグマ」は、阪神淡路大震災と同じレベル（最大加速度818ガル）に耐え、1198ガル（2階床応答加速度1883ガル）という高い耐震性を実証（実験日：2001年3月）