「縦長の変形地」だけを捉えれば難しく感じるが、約69坪の敷地の広さを活かせないか熟慮したというOさん。「2階LDKと駐車場、屋上庭園を希望していました。縦長の変形地でも敷地に広さがあったので、玄関前に駐車場を5台分確保できたり、土地形状を活かして収納を豊富に設けられたり、家庭菜園用の庭が確保できるなど、私たちの家づくりの要望のほとんどを叶えられることが分かりました」。さらに、2階LDKの採用で屋上との動線が短くなり、屋上庭園の多機能化が実現。洗濯物も干せる… 続きを読む
「縦長の変形地」だけを捉えれば難しく感じるが、約69坪の敷地の広さを活かせないか熟慮したというOさん。「2階LDKと駐車場、屋上庭園を希望していました。縦長の変形地でも敷地に広さがあったので、玄関前に駐車場を5台分確保できたり、土地形状を活かして収納を豊富に設けられたり、家庭菜園用の庭が確保できるなど、私たちの家づくりの要望のほとんどを叶えられることが分かりました」。さらに、2階LDKの採用で屋上との動線が短くなり、屋上庭園の多機能化が実現。洗濯物も干せる空間として活用できるメリットを活かして、2階のバルコニーを排除。バルコニーを無くした分、LDKを拡張して広々としたリビングが実現した。「リビングを広くとれたので、天井に雲梯(うんてい)をつけて子どもが元気に遊べるような設えを加えました。また、小上がりの畳スペースを設けて、リビング学習や読書ができる空間も造りました」。インテリアは、インダストリアルをテーマにアイデアを練った。「キッチンは無垢のチーク材や天井クロスの質感、ペンダントライトや造作棚の選定にこだわりました。キッチン背面壁もモールテックス材を手塗りで仕上げています」。縦長の土地に理想を詰め込んだOさん邸。屋上庭園では花火を一望できるとのことで、夏の到来を毎年の楽しみにしているそうだ。
Oさん邸は店舗併用住宅。1階洋室をネイルサロンとして、２階LDKを採用することでプライバシーを確保している。1階にはネイルサロンのほかに、主寝室と洋室2室を配置している
Oさん邸は店舗併用住宅。1階洋室をネイルサロンとして、２階LDKを採用することでプライバシーを確保している。1階にはネイルサロンのほかに、主寝室と洋室2室を配置している
間口の狭い変形地は一見するとデメリットに映りがちだが、キッチンからの家事動線を直線で並べることができたり、パントリーや納戸などの豊富な収納を配置できたりと、暮らしのメリットになる要素が増えている印象だ
間口の狭い変形地は一見するとデメリットに映りがちだが、キッチンからの家事動線を直線で並べることができたり、パントリーや納戸などの豊富な収納を配置できたりと、暮らしのメリットになる要素が増えている印象だ
屋上庭園では、車や自転車などの通りを気にすることなく子どもが遊べるのはもちろん、Oさん邸は２階LDKを採用しているので、相互の移動の負担が軽減されることで、洗濯物を干すなどの生活利便空間としても活用できる。屋上庭園で洗濯物を扱えるので、２階にバルコニーを設計する必要がなくなり、その分LDKを広く確保… 続きを読む
屋上庭園では、車や自転車などの通りを気にすることなく子どもが遊べるのはもちろん、Oさん邸は２階LDKを採用しているので、相互の移動の負担が軽減されることで、洗濯物を干すなどの生活利便空間としても活用できる。屋上庭園で洗濯物を扱えるので、２階にバルコニーを設計する必要がなくなり、その分LDKを広く確保できるなどのメリットがもたらされている
縦に長い変形地のため、一見するとコンパクトな印象がある外観。しかしながら、敷地面積69坪超の広さがあるので室内… 続きを読む
縦に長い変形地のため、一見するとコンパクトな印象がある外観。しかしながら、敷地面積69坪超の広さがあるので室内はゆとりに満ちている
「担当者さんが私たち以上にインダストリアルなインテリア造りに打ち込んでくれたので、『この人についていけば大丈夫… 続きを読む
「担当者さんが私たち以上にインダストリアルなインテリア造りに打ち込んでくれたので、『この人についていけば大丈夫』という安心感が湧きました。理想の実現に向けて、同じ価値観で伴走してくれたことが嬉しかったです」
家族水入らずで、誰の目も気にせず寛げる場所であったり、洗濯物も干せるマルチスペースとして魅力を感じていたという… 続きを読む
家族水入らずで、誰の目も気にせず寛げる場所であったり、洗濯物も干せるマルチスペースとして魅力を感じていたという屋上庭園。2階LDKプランと組み合わせることで、生活動線もスムーズになって屋上のある家の使い勝手の良さを感じているそう。「花火も眺められるので、夏が来るのを楽しみにしています」
Oさんが見つけた土地は縦長の変形地。果たして家が建つのかという相談を持ち掛けたのがアールギャラリーだったそう。「2階LDKと、屋上庭園のある家が希望でした。担当者は、変形地というのは固定観念で、むしろ69坪台の敷地の広さがメリットになると言ってくれました」。2階LDKや屋上庭園は得意分野だから任せてほしい。そんな熱意ある担当者の話にOさんは同社への依頼を決めたそうだ。実際の家づくりでは、Oさんの要望に応えながら、さらにプラスアルファの家づくりをあきらめない… 続きを読む
Oさんが見つけた土地は縦長の変形地。果たして家が建つのかという相談を持ち掛けたのがアールギャラリーだったそう。「2階LDKと、屋上庭園のある家が希望でした。担当者は、変形地というのは固定観念で、むしろ69坪台の敷地の広さがメリットになると言ってくれました」。2階LDKや屋上庭園は得意分野だから任せてほしい。そんな熱意ある担当者の話にOさんは同社への依頼を決めたそうだ。実際の家づくりでは、Oさんの要望に応えながら、さらにプラスアルファの家づくりをあきらめない同社の姿勢に感銘をうけたそう。「インダストリアルな空間が憧れでした。キッチンの選定では設計士さんがショールームまで同行してくれて、背面壁はインダストリアルなテイストを求めてモールテックス材の手塗りで仕上げるプランを提案してくれました。ほかにも、無垢のチークの床材の質感が良いと勧めてくれるなど、私たちの想いに最後まで応え続けてくれました。むしろ、私たち以上にインダストリアルな世界観を突き詰めようとしてくれる姿勢に感激したくらい。この人についていけば大丈夫だという安心感をくれました」。
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 延床面積 | 143.89m2 （43.5坪） |
| 敷地面積 | 230.61m2 （69.7坪） |
| 工法 | 木造軸組 |
| 本体価格 | 3,200万円～3,299万円 |
| 竣工年月 | 2017年9月 |
| 店舗名 | DESIGN GALLERY 栄 |
| 住所 | 愛知県名古屋市東区東桜1-13-3 NHK名古屋放送センタービル18階 |
| 問い合わせ | |
| ホームページ | この会社のホームページへ |
縦に長い変形地のため、一見するとコンパクトな印象がある外観。しかしながら、敷地面積69坪超の広さがあるので室内はゆとりに満ちている
「インダストリアルな世界」をテーマに、まずはキッチンを置いて、そのテイストに合わせて無垢のチークの床材や天井クロスの質感、ペンダントライトや造作棚などの素材を選んだそう。「設計士さんが私たち以上にこだわってくれたのが嬉しかったです」。
子どもと雲梯(うんてい)で遊び、造作カウンターで読書や勉強をする。そんな家族の姿を眺めながら料理ができるキッチンの配置など、変形地を感じさせず、むしろこの形状が暮らしのメリットになっている。建築家のセンスが光る空間だ
「担当者さんが、インダストリアルな雰囲気のあるLDKにしたいという私たちの思いを汲んでくれて、素敵なキッチン空間を提案してくれました」と語るOさん。ヨーロッパのトレンドを意識したインテリア空間をコンセプトに、担当者がアイランドキッチンの選定などにショールームまで同行してくれたそう
キッチンの背面壁はインダストリアルな雰囲気を出すため、左官材を使い手塗りで仕上げている。ペンダントライトや収納棚との相性も抜群で、棚に飾る雑貨選びが楽しくなるお洒落な空間になっている
「担当者さんが私たち以上にインダストリアルなインテリア造りに打ち込んでくれたので、『この人についていけば大丈夫』という安心感が湧きました。理想の実現に向けて、同じ価値観で伴走してくれたことが嬉しかったです」
リビングに小上がりの畳スペースを配置。子どもがこの場所で勉強をしたり、読書をしたり、遊んだりできることで、家族が同じ空間を共有できるのが素敵だ
注文住宅ならではの家づくりがしたいと考えていたOさん。デザインや素材選びにこだわった家にしたいとの思いがあったそう。エントランスのデザインもその一例だ
ネイルサロンを営むＯさんの店舗併用住宅として設計。お客様と家族との共通玄関だが、中に入れば鉄骨階段を境界線に階段手前がプライベート、階段奥がパブリックスペースに動線が分かれている。さらに、2階リビングにすることで、プライベートを邪魔しない間取りを意識して設計されている
ネイルサロンを営むOさんのワークスペース。ターコイズブルーのクロスを基調とした明るい空間。「設計士さんと、女性同士ということで価値観が近くて、楽しく家づくりに取り組むことができました」
インダストリアルな雰囲気が印象的な家族用のエントランスとは一転、ネイルサロンのお客様用エントランスはリゾートテイストなデザインに。細部までこだわりが行き届いているのは設計士との二人三脚での家づくりが叶ったからだそう。店舗併用住宅の豊富な経験と実績があるのを心強く感じていたそうだ
普通に家を建てるのは面白くないと思っていたというOさん。クロス選びであれば、家づくりの知識がなくても取り組めると考えていたそう。「クロス選びは、私たちが楽しく家づくりに参加できるカテゴリー。だから、とことんこだわりました」。収納棚にもインダストリアルなテイストが行き届いている
主寝室は壁のクロスを3種類に貼り分けたこだわりの空間。「家づくりの知識のない私たちでも、クロス選びなら苦労なく取り組めます。家族みんなで家づくりを楽しむことができました」
屋上庭園へとつながる2階の階段は、シースルー階段を採用。土地の購入費用が抑えられた分、欲しい設備や建具に予算を充てられる。適材適所のプランニングが頼もしい
家族水入らずで、誰の目も気にせず寛げる場所であったり、洗濯物も干せるマルチスペースとして魅力を感じていたという屋上庭園。2階LDKプランと組み合わせることで、生活動線もスムーズになって屋上のある家の使い勝手の良さを感じているそう。「花火も眺められるので、夏が来るのを楽しみにしています」
天井のクロスを色分けすることで、２人の子ども部屋の個性を分けている。さらに、洋室2室を隔てる仕切り壁の厚さを利用して、両面に本棚と収納棚を設計する賢いアイデアを採用している
縦長の土地形状をいかして最大5台駐車可能な駐車場を確保。門扉裏に駐輪場を配置して自転車の存在を消すなど、外構一体のデザインが素敵だ
玄関周りとその他の部分の外壁を貼り分けるこだわり。当初は、塗り壁の外観にしたかったそうだが、予算的に合わず断念。代わりに、窓枠周りを塗り壁にして、外観のアクセントとした。予算内でできる工夫を担当者と話し合ってできたアイデアだそう
縦長の土地形状をいかした間取りで、キッチンから洗面室、浴室まで直線でつながる家事動線が実現。変形地はデメリットではなく、むしろ便利な暮らしを叶えてくれる大切な要素になっているのが素敵だ
「アクティビティが楽しめるリビング」「インダストリアルなインテリア」「LDKの多機能化」など、家づくりを考えるうえで様々なテーマ設定をしたというOさん。女性設計士とは価値観が近く、楽しく家づくりに取り組めたそう
