北米輸入住宅2×4工法の家に暮らしていたKさんは、その良さを充分に実感していた。また、家族みんな海外が好きで何度も旅行をしていたことから、今回の新築も2×4や2×6工法のメーカーに絞って探した。その中でもデザイン提案力が高いと感じたセルコホームにプランを依頼。「デザインコンセプトはモダンフレンチです。間取りの要望はガレージ付きであること、部屋は5つ、LDKはできるだけ広く、お風呂に加えてシャワー室が欲しい、小屋裏収納など収納スペースも多くしたい・・・」。こ… 続きを読む
北米輸入住宅2×4工法の家に暮らしていたKさんは、その良さを充分に実感していた。また、家族みんな海外が好きで何度も旅行をしていたことから、今回の新築も2×4や2×6工法のメーカーに絞って探した。その中でもデザイン提案力が高いと感じたセルコホームにプランを依頼。「デザインコンセプトはモダンフレンチです。間取りの要望はガレージ付きであること、部屋は5つ、LDKはできるだけ広く、お風呂に加えてシャワー室が欲しい、小屋裏収納など収納スペースも多くしたい・・・」。こうしたたくさんの要望を見事にまとめ、期待以上のプランとして提案してくれたという。「住み心地は期待以上でした。エアコンは8台設置しましたが、真夏でも1台動かせば家中が快適に。光熱費も節約できています」。デザインと心地よさを兼ね備えたマイホームが叶い、家で過ごす時間が一層楽しくなったとうれしそう。
「決め手はスタッフの人柄と提案力。それにイメージしていた家が自分たちの想定していた予算内で叶ったからです。あれこれわがまま言い放題でしたが、それに対して10以上のプランと予算を提示してくれたんですね」。提案で感心したのは1階のリビングに吹抜けを設け、上部にトップライトを付けて自然光を取り込むこと。これにより都市でプライバシーを保ちつつ開放感と明るさを確保できたという。
「決め手はスタッフの人柄と提案力。それにイメージしていた家が自分たちの想定していた予算内で叶ったからです。あれこれわがまま言い放題でしたが、それに対して10以上のプランと予算を提示してくれたんですね」。提案で感心したのは1階のリビングに吹抜けを設け、上部にトップライトを付けて自然光を取り込むこと。これにより都市でプライバシーを保ちつつ開放感と明るさを確保できたという。
外観は夫人の好きなフレンチスタイルに。シンプルな造形に石貼りで質感を高め、アイアンの門扉をアクセントに豊かな表情を創出
吹抜けを通して2階にいる家族と会話することも可能。手すりのデザインが美しいリビング階段は、途中からガレージの愛車を眺められる
リビングは隣人と視線が合わないように窓の配置や大きさを調整。その上で開放感と明るさを得るため、リビングからダイニングへと視線が抜ける設計とし、吹抜け+トップライトを設けた。床はオーク無垢材を採用
「古くなっても味のあるフランスの街並みや建物が好き」と語る夫人。手前の駐車スペースも石貼りで仕上げ、外構も含めて長く愛せるステキなデザインに
インナーガレージにこだわったKさん。「クルマを安心して保管できるし、落ちついてメンテナンスできます。雨の日も濡れずに乗り降りできて。こうした利便性はもちろんですが、室内とのつながりも考えて設計してもらったので、愛車と暮らしている実感が持ててうれしいんです」
床に明るいタイルを使ったダイニング・キッチンはテラス席のような趣。大きなカウンターは親子で楽しく料理できる広さ。キッチンのカウンター下は収納スペースとして活用
インテリアはフレンチモダンな趣。洗練された中に、ぬくもりのある無垢材やアーチ状のデザインが取り入れられ、とても居心地の良さを感じた。観葉植物の奥はトイレに続くスペース。大きな窓からはガレージの愛車を眺められる
住まいの中央部、廊下やホールなどは窓がなくて暗くなりがち。ところがK氏邸の2階ホールはトップライト(天窓)のおかげでとても明るかった。その光は吹抜けや階段を通して階下のリビングへと降り注ぐ
限られた空間を広々使いやすくする工夫も見られた。子ども室は扉のないウォークインクローゼットを設けることで、衣類の取り出しやすさと空間の広がりを両立。天井を屋根面まで広げる勾配天井にしたことも開放感につながっている
主寝室は明るさを確保するため、2面採光とした。なお、窓は採光のみならず、デザイン性とプライバシーを両立するものをセレクトしている。主寝室は高断熱・高気密の構造や高性能な樹脂サッシのおかげで冷暖房がよく効き、熱帯夜や結露などに悩まされないという
ホテルライクな雰囲気の水回りにも工夫が。家族が多いと水回りが混み合うことも少なくない。そこで、バスルームに加えシャワールームを設け、洗面台はツーボウルに。ゆっくりバスタイム派もサッとシャワー派も満足し、慌ただしい朝の順番待ちが緩和されたそう
玄関アプローチにも工夫が。一般的には門扉を道路近くに設け、アプローチを通って玄関ドアに向かう。だが、K氏邸では門扉を玄関ドア側に寄せている。これは、デザイン性や利便性、防犯性を高めるため。門扉を奥まらせることで、建物全体やアプローチの美しさを際立たせている。また、門扉が道路寄りにないことで駐車スペースが増えた。さらに、門扉を外壁に近接することで、オープン外構の防犯性を高めることに成功している