イギリスで暮らした経験があるTさんご夫妻。「現地では築100年を超える家が現役で、家族で手を加えながら暮らしています。家を大切にして愛着を深め、日々の生活を楽しむ姿に共感しました」。目指したのはイギリス一般家庭の素朴で心豊かな暮らし。「趣のあるレンガの外壁や、炎に癒される暖炉、アフタヌーンティーや植物を楽しめるコンサバトリーを叶えたいと思いました。それから、コの字型のキッチンや親子で学べる書斎も実現したくて」。暖炉は風格と耐火性を兼ね備えた造作で、リビング… 続きを読む
イギリスで暮らした経験があるTさんご夫妻。「現地では築100年を超える家が現役で、家族で手を加えながら暮らしています。家を大切にして愛着を深め、日々の生活を楽しむ姿に共感しました」。目指したのはイギリス一般家庭の素朴で心豊かな暮らし。「趣のあるレンガの外壁や、炎に癒される暖炉、アフタヌーンティーや植物を楽しめるコンサバトリーを叶えたいと思いました。それから、コの字型のキッチンや親子で学べる書斎も実現したくて」。暖炉は風格と耐火性を兼ね備えた造作で、リビングのシンボルになっていた。ダイニングを兼ねたコンサバトリーは窓に囲まれ、サンルームのような明るさ。実際の住み心地を聞いてみると。「この夏はエアコン1台でとても快適に過ごせました。以前の賃貸より光熱費は節約できています。冬も期待できそう」。なにより、気持ちにゆとりが生まれ、料理のレパートリーが増え、ガーデニングにも興味が湧いてきたという。
英国のライフスタイルに共感したTさんご夫妻。「使い捨てではなく、質の高いものを吟味して、自分たちで手入れして愛着を深めながら長く使う。住まいもそうあるべきだと思います」。そんなご夫妻に響いたのが、カナダ輸入住宅のセルコホームだ。カナダはイギリスやフランスの影響が色濃く、同社はその住宅スタイルを熟知しているメーカー。また、森林大国カナダの良質な無垢材をふんだんに使い、本場オーストラリアの多彩なレンガを取り揃えている。「モデルハウスでピンときました。英国風じゃ… 続きを読む
英国のライフスタイルに共感したTさんご夫妻。「使い捨てではなく、質の高いものを吟味して、自分たちで手入れして愛着を深めながら長く使う。住まいもそうあるべきだと思います」。そんなご夫妻に響いたのが、カナダ輸入住宅のセルコホームだ。カナダはイギリスやフランスの影響が色濃く、同社はその住宅スタイルを熟知しているメーカー。また、森林大国カナダの良質な無垢材をふんだんに使い、本場オーストラリアの多彩なレンガを取り揃えている。「モデルハウスでピンときました。英国風じゃなく本物が建てられると」。その想いは見事に叶えられたという。
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
福島県郡山市八山田2-19
定休日:毎週火・水曜日(祝日は営業)
永く愛着が持てるよう、外観はシンプルなフォルムにして、外壁全体にずっと色褪せないレンガを採用。重厚感を叶えつつ、白いバルコニーで軽やかさも演出
床はブラックウォールナットの無垢材を採用。合板にはない趣があり、傷も味になるという
ダイニングを兼ねたコンサバトリー。円卓が収まり、明るさが確保しやすいよう、外壁を多角形に張り出させて窓を増やしている
敷地が角地であるため、どこから眺めても美しく見えるように工夫している。外形を凸型にしてバルコニーやコラムで立体感を強調したのもそのため。また、家の正面となる北側は窓を左右対称に配置し、落ち着きのあるファサードを実現
西側には煙突を配置し、左右対称の小窓を設けてシンボリックな表情に。窓を最小限にすることで、強い西陽を避ける効果も狙っている。南側は外壁を多角形に張り出させて個性を出しつつ、室内に光と風を取り入れられるようにした。東西南北、眺める場所によって異なる表情を楽しめるという
玄関は限られたスペースで奥行きを出すため、階段ホールを配置。オーク無垢材の階段手すりを使うことで、上質感と視線の抜けを両立した。なお、階段ホールの位置は暮らしやすさの工夫でもある。家のほぼ中央にあり、左に行けばキッチンに、右に行けばリビング、そしてそれぞれの空間を行き止まりなく動ける
玄関にはゆとりあるシューズクロークを設けている(白いドアが2枚あるところ)。ここを通って出入りすれば靴やコート、鞄などが収まり、玄関がいつでも片付く。また、玄関ホールとリビングの間にドアがなく、スムーズな行き来が可能
「イギリスの家庭では当たり前のように暖炉がありました。わが家でも取り入れたくて」とTさん。セルコホームが暖炉を日本の耐火基準に適合しつつ、雰囲気のあるデザインに仕上げてくれたそう
ここから見ると、それぞれの空間がドアなくつながり、階段を中心とした回遊動線であることがわかる。リビングの右に進むとコンサバトリー、その奥にキッチンがあり、左に折れれば玄関ホールに出られる。リビング左側の開口部も玄関ホールに通じている。T氏邸は個室やトイレなどを除いて、ドアのないオープンな設計。階段ホールで2階まで空間的につながっていて、暖炉やエアコンの心地よさが家中に行き届く
滞在していた英国ではバイオリンも身近な楽器で、Tさんも家族で楽しむようになったそう。「遮音性の高さもセルコホームを選んだポイントでした。特別な防音工事をしていませんが、この家ではバイオリンを気兼ねなく演奏できます」。暖炉の炎を眺めながら、バイオリンを奏でる時間がとても幸せだという
キッチンはワークトップが広く、体の回転で料理しやすい凹型に。収納の面材はブルーにグレーを混ぜたようなニュアンスのカラーにこだわった。また、壁面はさわやかさとお手入れのしやすさを求め、大判のタイルで仕上げている
多角形に張り出させた外壁の2階部分は主寝室。3つの窓、左から朝日を感じるそう。壁のクロスは安らかな眠りを誘うような色彩をセレクトしている。開口部の向こうは書斎
主寝室からドアなくつながる書斎。これは親子で学ぶ時間を大切にするために設けたもの。人がゆったり座れ、本やパソコンを広げられるワイドなカウンターを造作した
洗面室も玄関ホールとつながるオープンスペース。北側に近いが、南側のキッチンやリビングと温度差が少なく冬の朝でも快適に使えるそう。また、位置的に帰ったときの手洗いがしやすく、出かける際の身だしなみチェックにも便利だ