こころ建築設計

どっしりとした大きな屋根が印象的な平屋の外観。「四角や凸凹のある外観ではなく、明るい白を使った落ち着きのあるシ… 続きを読む

どっしりとした大きな屋根が印象的な平屋の外観。「四角や凸凹のある外観ではなく、明るい白を使った落ち着きのあるシンプルなデザインが良かったので気に入っています。屋根は勾配の傾斜があるので、見る方角によって2階建てのようにも見えるのも面白くていいですね」とSさん。鮮やかなグリーンの芝にも調和する飽きのこない佇まいだ

上階からLDKを見下ろすと、リビングやダイニングだけでなく奥の和室まで見渡せる。まるで2階建てかのような風景に… 続きを読む

上階からLDKを見下ろすと、リビングやダイニングだけでなく奥の和室まで見渡せる。まるで2階建てかのような風景に見えるが、平屋であることに驚く。「お客さんがリビングに入ると、うわーって言いながらLDKの広さに驚いてくれます」と嬉しそうなSさん。またLDKの無垢床の下には床暖房を、それぞれの場所に採用しているのだそう。「明るく開放的で快適な平屋にしたい…」という家族の声にできる限り応える。そんな提案力と実現力を持ち合わせているのが同社の強みといえる

まわりをぐるっと一周できる便利なアイランドキッチンを採用したLDK。1階から上階を見上げても、LDKが開放的な… 続きを読む

まわりをぐるっと一周できる便利なアイランドキッチンを採用したLDK。1階から上階を見上げても、LDKが開放的な大空間であることが分かる。上階のファミリースペースは壁で仕切らず格子の手すりにすることで視線が奥まで抜ける。広がりが生まれるだけでなく、家族のコミュニケーションを育みやすくなるのも魅力的だ。またトップライトは自然の光を取り込むために社長が提案してくれたという。天井にしつらえた梁やオークの無垢床も明るい空間を創り出す要素の一つ

平屋のワンフロア設計でも、ダイニング、リビングと、それぞれの場所でゆっくりと過ごせるSさんの住まい。リビングに… 続きを読む

平屋のワンフロア設計でも、ダイニング、リビングと、それぞれの場所でゆっくりと過ごせるSさんの住まい。リビングには造作のテレビ台を備え、テレビ背面の壁には調湿・消臭効果が期待できるライトグレーのエコカラットを採用。空間のアクセントにもなっている。「ライトグレー、白、緑の植物で家のトーンをまとめたかった」という夫人。リビングからフラットに続くウッドデッキでは大切に育てている観葉植物に水をあげたり日光浴をさせたりと、家族で暮らしを楽しんでいるようだ

リビング続きの和室はゲスト用の空間。将来、親と住むことも視野に入れて設けたという。「和室は頻繁に使用しないので… 続きを読む

リビング続きの和室はゲスト用の空間。将来、親と住むことも視野に入れて設けたという。「和室は頻繁に使用しないので押入れは少し狭くして、その分他の空間に余裕を持たせたました。先々を考えて仏間も一緒につくってもらっています」と夫人。和室の一角にはハンガーパイプ付の収納棚を造作。サンルームで乾いた服をそのままかけられ、天井に備えたロールスクリーンで目隠しすることができる。また、ゆくゆくは神棚としても利用できるようになっているのだそう。さらに天井直付けの室内干しユニットも備わり家事ラクな工夫が満載

上階にあるSさんの書斎。こちらにも造作のカウンターや収納を施してもらった。「仕事などの作業をする場所や、気兼ね… 続きを読む

上階にあるSさんの書斎。こちらにも造作のカウンターや収納を施してもらった。「仕事などの作業をする場所や、気兼ねなく過ごせる空間が欲しかったので書斎をつくってもらいました。この場所でいつか熱帯魚を飼育したいなと思っているので、そのための棚をつくってもらい、コンセントも多めにとってもらいました」とSさん。2面に小窓を配しているので、暗くなりすぎず程よいこもり感があり、1人の時間を満喫できる空間に仕上がった

脱衣室と洗面室はそれぞれで独立した空間に。こちらは脱衣室となり、ドアのルーバー越しに見える奥の空間が洗面室にな… 続きを読む

脱衣室と洗面室はそれぞれで独立した空間に。こちらは脱衣室となり、ドアのルーバー越しに見える奥の空間が洗面室になっている。ルーバーは角度を調整できるため、閉じることも可能。通風を取り込む時はルーバーを開き、お風呂に入る時はルーバーを閉じるなど、用途に合わせて使える。また脱衣室には、専用の収納を造作してもらったことで、新たに家具を購入する必要がなく寸法もぴったり。同社は家族の暮らし方やライフスタイルに合わせて家具を造作している。配置場所やサイズも、使い勝手に配慮しながら一緒に考えてくれる

玄関は家族用とゲスト用の２WAYに分かれた設計。奥の家族用の通路に収納を設けた。空間の広がりをつくり出すため、… 続きを読む

玄関は家族用とゲスト用の２WAYに分かれた設計。奥の家族用の通路に収納を設けた。空間の広がりをつくり出すため、扉付きの収納にはせず見せる収納を採用。扉の開閉の動作がない分スムーズに収納ができ、常に目に見えることで、どこに何があるのかが一目で分かる。また整理整頓の意識も自然と身に付きそうだ。ゲストが来た時には引き戸で目隠しもできるようになっているので、慌てて片付けなくていいのが嬉しい。ホール正面のニッチに飾られたお気に入りのアイテムが家族やゲストを出迎えてくれる

上階のファミリースペースは家族みんなの共有の場。隣のスペースは大型の収納になっており、仕切り壁で区切られている… 続きを読む

上階のファミリースペースは家族みんなの共有の場。隣のスペースは大型の収納になっており、仕切り壁で区切られているがぐるっとまわれる。光と風を通すため、壁は天井まで塞がずにあえて高さを調整しているそう。「上階は本棚と収納を一体化してつくってもらいました。子どもが漫画を読んだり、ゲームをしたりするスペースになっていまね。いずれテレビも置こうと思っています」というSさん。上階とLDKは空間で繋がるから、上で過ごしていても1階にいる家族の気配を感じられる

ゆとりの広さを確保したウッドデッキは、Sさん邸の特徴の一つ。リビングとフラットに繋がっているから、窓を全開放す… 続きを読む

ゆとりの広さを確保したウッドデッキは、Sさん邸の特徴の一つ。リビングとフラットに繋がっているから、窓を全開放すれば人を呼んだ時も広々と利用できる。「この場所でBBQをしたり、夜は星を見ながらお酒を飲んだりする予定です。ハンモックは家族みんなの要望なので、新居で叶えられたのが嬉しいですね。子どもは本を読んだり、音楽を聞いたりしながら気持ちよさそうにハンモックで過ごしています。遊びに来た母も利用していますよ」と笑うSさん。家族の豊かな暮らしを願い、家族に寄り添う同社。楽しい家づくりとなったようだ