床走行式リフト

床走行式リフト(ユカソウコウシキリフト)の意味・解説

床走行式リフトとは、リフトの架台にキャスターが付いたもので、利用者の身体をつり上げた状態でキャスターで移動しながら移乗動作をするタイプのもの。
固定式リフトや据置式リフトと異なり、任意の場所に移動できるのが特徴だが、使用しないときに収納するスペースの確保が必要。また、ベッドの下に架台が入らないと、ベッドからの移乗動作ができないため、ベッド下のスペース有無も大事な確認ポイントである。ただ、車いすよりも大きいことやキャスターが小さいため、廊下などの狭い部分での利用や段差のある場所での利用には向かない。
主に居室内で利用されることが多いが、畳や絨毯の上では走行性が落ちるため、床面のフローリング化が必要になる。

床走行式リフトの画像
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