針葉樹構造用製材の規格

針葉樹構造用製材の規格(シンヨウジュコウゾウヨウセイザイノキカク)の意味・解説

マツやスギ、ヒノキなどの針葉樹で、木造住宅などの構造用部材に用いられるものを針葉樹構造用製材といい、JAS(日本農林規格)では「目視等級区分」と「機械等級区分」で、それぞれ格付けを行っている。
■目視等級区分(節や丸身等材の欠点を目視で測定して等級区分するもの)
製材を用途によって次のように分類し、それぞれ「1級」から「3級」まで3段階の品質基準を設けている。
【目視等級区分製材の分類】
◇甲種構造材(I・II)-主として曲げ性能が求められる部分に使用するもの
◇乙種構造材-主として圧縮性能が必要とされる部分に使用するもの
■機械等級区分(機械で弾性係数を測定して区分等級するもの)
機械によってヤング係数を測定してE50~E150の6段階に分類する。

ページトップへ戻る