準工業地域

準工業地域(ジュンコウギョウチイキ)の意味・解説

準工業地域とは、「用途地域」の一種。この地域は、中小企業の振興・育成等を目的とし、住宅や商業施設と中小の工場が混在する地域で、昔ながらの職人町や町工場街などがその対象地域として想定されている。
また、流通関連施設が立地される区域についても指定の対象となっている。用途制限は商業地域に次いで寛容で、商業地域では禁止されている工場の立地をある程度許容している。
この地域では、住宅を考慮し、建ぺい率と道路斜線が住居系地域に準じており、ほかは近隣商業地域と変わりない。住宅、学校、病院のほか、一般的な商業娯楽施設、危険性や環境悪化のおそれがのない一定規模以下の工場などが建てられる。また、大型店舗等の立地規制・誘導を図るため、特別用途地区により制限を加えているところもある。

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