小丸太の製材木取り

小丸太の製材木取り(コマルタノセイザイキドリ)の意味・解説

小丸太とは、末口(樹冠に近い部分)の直径が14cm未満の丸太のこと。小丸太の製材木取りの方法としては、以下の2例があげられる。
(1)直材の場合/材の周囲をラス下地板や野地板として4つに挽き落とした後に、樹心部分を垂木(屋根仕上げ材や屋根下地を支えるために、棟木から母屋、軒桁に架け渡す材)や根太、間柱、母屋(もや=小屋組において、垂木や野地板などを支えるために棟木や軒桁と平行に架けられる水平部材)など用の、正角として採材する。
(2)曲材の場合/わく挽きにして、ラス下地板(モルタル塗りやタイル張り用のラスを張る下地板)や、野地板(屋根の垂木の上に張る板材)などを採材する。

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