かど敷地等の建ぺい率緩和

かど敷地等の建ぺい率緩和(カドシキチトウノケンペイリツカンワ)の意味・解説

かど敷地等の建ぺい率緩和とは、道路交差点や道路と公園、道路と河川等に、敷地の2辺以上が一定以上の割合で接している「かど敷地等」の場合、各用途地域で設定されている建ぺい率に対し、10%緩和する措置のこと。ただし、これを受けられるのは、特定行政庁(原則として人口25万人以上の市または都道府県の長)が指定する地域内にある場合に限られ、各行政庁により「かど地」の定義が異なる場合があるため、確認が必要となる。
また、これとは別に、防火地域において耐火建築物を建てる場合、「耐火建築物の建ぺい率緩和」を受けると10%の緩和を受けられるという規定がある。よって、前述の「かど敷地等の建ぺい率緩和」と合わせて、建ぺい率は20%の緩和を受けることが可能となる。

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