古材活用

古材活用(フルザイ(コザイ)カツヨウ)の意味・解説

古材活用とは、まず「古材」は目安として「築50年以上経った伝統構法並びに在来工法の建物に用いられた国産木材」とされており、これらを以下の観点で活用していくこと。
・古民家の再活用:伝統的建物を解体・廃棄しないで再活用を推進する
・古材の再活用:古民家に使用されていた古材(構造木材)をできるだけ形状を変えない形で別の建築物への再利用を推進する
・リサイクルの推進:木材の特性を活かした活用方法の検討と推進
具体的には、古い構造材(梁や柱、大黒柱、けた、板等)や建具(蔵戸や板戸、障子、欄間、ふすま、格子戸等)、古い民具などをリフォーム工事や新築工事の際に積極的に採用することを指す。
自然乾燥させた「古材」は強度的にも優れ、経年変化による風合いや傷や割れさえも魅力的であり、また、リサイクルによる資源循環型社会の実現にも貢献するなどのメリットが挙げられる。

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