不動産鑑定評価基準

不動産鑑定評価基準(フドウサンカンテイヒョウカキジュン)の意味・解説

不動産鑑定評価基準とは、不動産鑑定士が、不動産の鑑定評価を行う際の拠りどころとなる実質的かつ統一的な行為規範として、1964年に設定された。
この不動産鑑定評価基準は、不動産鑑定評価全般にわたる実務指針である「総論」と、不動産の種別及び類型に応じた評価手法等の具体的な指針である「各論」で構成されており、さらに、「不動産鑑定評価基準運用上の留意事項」が示されている。
なお、不動産鑑定評価の流れは以下のとおり。
1.鑑定評価をする対象不動産の物的確定
2.どのような権利を評価するのか権利の確定
3.いつの価格を評価するのか
4.どのような地域か、どのような画地か
5.どのような使用方法が最も使用価値があるのか
6.該当案件に即して適切に適用する。

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