震度階級

震度階級(シンドカイキュウ)の意味・解説

震度階級とは、1996年(平成8年)以降より用いられている、地震の強さを表す階級のこと。震度の計測は、計測震度計により自動的に観測し速報しており、気象庁が発表する震度は、気象庁、地方公共団体および国立研究開発法人防災科学技術研究所が全国各地に設置した震度観測点で観測した震度のこと。
各階級は、下記の10段階となっており、人の体感や行動レベルや屋内外の状況レベルをもとに数値化している。
・震度0:人は揺れを感じないが、地震計には記録される
・震度1:屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる
・震度2:屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。眠っている人の中には、目を覚ます人もいる
・震度3:屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。歩いている人の中には、揺れを感じる人もいる。眠っている人の大半が、目を覚ます
・震度4:ほとんどの人が驚く。歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。眠っている人のほとんどが、目を覚ます
・震度5弱:大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる
・震度5強:大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる
・震度6弱:立っていることが困難になる
・震度6強および・震度7:立っていることができず、はわないと動くことができない。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。「6強」と「7」の差は、固定していない家具の倒れ具合や飛んだりする状態の有無、補強されているブロック塀の破損有無などである。

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