吉村智樹 の検索結果:

初めて人のやさしさに触れた街なんです。怪優・伊藤えん魔を救った「千里ニュータウン」【関西 私の好きな街】

取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。◆◆◆「千里ニュータウンで過ごした日々は、大げさではなく、人生で最も自由を謳歌した時期でした。いまだに千里ニュータウンで暮らしていたころの夢をよくみるんです。団地が立ち並ぶこの街には、楽しかった想い出しかない。街への感謝の気持ちでいっぱいなんです」そう語るのは、およそ30年にわたり演劇界をにぎわせ続ける俳優・演出家の伊藤えん魔さん…

ハイカラな街「六甲」が好き。ラジオパーソナリティ若宮テイ子がリスナーとともに歩んだ日々【関西 私の好きな街】

取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。◆◆◆「六甲(ろっこう)の魅力はやっぱり、山と海、どちらも楽しめるところ。特に六甲山は暮らしに溶けこんでいます。高速道路を走っていて六甲山が見えてくると『ああ、地元に帰ってきた~』と、ホッとするんです」 そう語るのは六甲在住の人気ラジオパーソナリティ、若宮テイ子さん。 スタジオで話すラジオパーソナリティ若宮テイ子さん(ご自身のIn…

【2020年版】SUUMOタウン人気記事ランキング

…た9位にはライターの吉村智樹さんが、関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々に街の魅力を伺う企画「関西 私の好きな街」より、東京から兵庫県豊岡市へ移住した俳優河合美智子さんにインタビューした記事がランクイン。豊岡との出会い、住みたいと思ったきっかけ、街の魅力、好きなお店について熱く語っていただきました。仕事で東京や大阪から豊岡へ帰ってくると、ほっとするんです。『やっぱり豊岡、いいな~』って。私たちはこれからもずっと、ここで生きていくのだろうと思います。 suumo.j…

「京都タワーを見て育ったんです」。伝説の歌姫アリスセイラーが愛した「京都」駅【関西 私の好きな街】

取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。◆◆◆「生まれたときから最寄りは京都駅。京都タワーを見て育ったんです。京都駅周辺は、ほんまにおしゃれでした。ファッショナブルで素敵なお姉さん、お兄さんが歩いてはる。『なんてカッコいいんやろ。私もいつか、あんなおしゃれな服を着て歩いてみたい』って、子ども心に憧れていました」 中学時代まで京都駅周辺に住んでいたアリスセイラーさん(58…

突然の脳出血で人生が変わった。俳優・河合美智子が「豊岡」へ移住した理由【関西 私の好きな街】

取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。◆◆◆ 「豊岡は、ひとことで言って『最強』です。海があって山があって温泉もあって。緑が豊かで水がおいしい。だから食べ物も、とってもおいしい。え? 豊岡の欠点ですか? う~ん、何を食べてもおいしいから太っちゃうことくらい(笑)」 このように兵庫県の「豊岡」を絶賛するのは、俳優の河合美智子さん(52)。 河合美智子さんは14歳のとき、…

デビュー20周年! 「花*花」こじまいづみの心を癒やした「京都・北山」【関西 私の好きな街】

取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。◆◆◆「二十歳を過ぎて、『ひとり暮らしをしながら音楽をやりたい』って思ったときに選んだ場所が、京都の北山でした。それから10年、北山に住んでいました。北山が大好きなんです。北山のなかで何度も引越したくらい」 そう語るのは、今年(2020)めでたくメジャーデビュー20周年を迎える「花*花」の、こじまいづみさん(44)。「京都から通い…

ヴィジュアル系バンドから落語家へ転身した男の「天神橋筋六丁目」【関西 私の好きな街】

取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。◆◆◆遅咲きの落語家が選んだ「天神橋筋六丁目」「うちの最寄駅は『天神橋筋六丁目』です。このあたりに住むようになって、ほっとしたんです。街の風景が雑多で、ごちゃごちゃ。よく言えば気取らない。物価が安いし、定食屋さんのごはんもおいしい。呑み屋さんが朝から店を開けています。すごく居心地がいいんです。『ここは自分が帰ってくるべき場所やな~…

四天王寺再生工場

…はいたが、調べると、吉村智樹さんが書いていた。 しかも、吉村さんも東京で夢破れ帰ってきて四天王寺に住んでいたのだった。吉村さんの活躍とぼくの近年の活動を見る限り、四天王寺は見事に人間を再生している。今度、吉村さんと一緒にイベントをするので四天王寺について語ろうと思う。 で物件を探す 四天王寺前夕陽ヶ丘駅の不動産を探す 賃貸|マンション(新築マンション・中古マンション)|新築一戸建て|中古一戸建て|土地 筆者:日下慶太(くさか・けいた) コピーライター・写真家。1976年大阪生…

いろいろあったけれど、のんびりした「茨木」だから再起できた【関西 私の好きな街】

取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。 ◆◆◆ 茨木は「ほどよく郊外。ほどよく都会」 「初めて茨木(いばらき)を訪れた人たちから、よく『茨木って、こんなに開けてたの?!』って驚かれます。それまで、どんなイメージだったのでしょうか(笑)。茨木は『ほどよく郊外。ほどよく都会』。梅田に較べたら、そりゃぁね、のんびりしています。でも、電車は快速が停まります。街に何でもそろって…

宇宙とアニメが大好きな少年の夢をかなえた「明石」【関西 私の好きな街】

取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。 ◆◆◆ 遠すぎず、近すぎず。ちょうどいい「明石」 「関西に住んでいる人でも、明石は『遠い街』というイメージを持っている人もいますよね。神戸から、さらに西ですから。彼女ができたときも『遠いから』という理由で、なかなか明石には来てもらえなかった(笑)。けれども、実際はとても便利なんですよ。JRの新快速に乗れば三ノ宮駅まで16分、大阪…

人と人が、ゆる~くつながってゆく大阪の「なんば」【関西 私の好きな街】

取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。 ◆◆◆ 大阪最大のターミナルスポット「なんば」 「なんば、大好きなんです。ざっくばらんな雰囲気が街全体を包んでいて、いい意味で“ええ加減さ”があるんです。堅いことを抜きにして誰とでもすぐに仲よくなれる。なんばは人と人がつながるスピードが異様に早い街やと思います」 そう語るのは、なんばに居住して9年になる、ぶっちょカシワギさん(以…

女と男が出会い、愛を育む街。大阪の「十三」【関西 私の好きな街】

取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。 ◆◆◆ 十三で愛を育み、結婚した女性に聞く、この街の魅力 「十三(じゅうそう)には、いい呑み屋さんがたくさんあるんです。私たちは毎晩のように居酒屋やBARで飲んで、語りあって、ときには喧嘩をして、そうして夫婦になりました」 十三で恋愛の日々を過ごしたという古里雅美さん(44歳)は、独身時代を振り返り、そう語ります。 関西に住む人…

「おやつ」のように小さな幸せが見つかる京都の「桂」【関西 私の好きな街】

取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。 ◆◆◆ 今回は、桂駅から徒歩圏内に雑貨店を営むトノイケミキさんに、この街の魅力をうかがった 居住者に桂の魅力を聞いてみた 関西に住む人々に、想い入れがある場所への愛を語っていただく連載「関西 私の好きな街」。今回スポットをあてる街は、京都の「桂」(かつら)です。 京都の「桂」は、「住みたい街ランキング2018関西版 京都府民ラン…

宿場町だった滋賀県「草津」は今もやすらぎを与えてくれる【関西 私の好きな街】

取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。 ◆◆◆ 31年にわたって草津市内でバーバーを営む理容師の蔵田潔さんに、この街の魅力をうかがった 住みたい街ランキング2018 関西版10位の滋賀県「草津」。居住者に草津の魅力を聞いてみた 関西に住む人々に、その街への愛を語っていただく連載「関西 私の好きな街」。今回スポットをあてる街は、滋賀県の「草津」です。 「草津」は、住みた…

「西宮北口」はいろんな人が交差して、羽ばたいてゆく街 【関西 私の好きな街】

取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。 ◆◆◆ 西宮北口駅2Fコンコース中央にある「カリヨンの鐘」。1日に4回、さまざまな童謡や唱歌が流れる 住みたい街ランキング 関西版第1位の「西宮北口」。居住者はどう見る? 「西宮北口は僕にとって『いろんな人たちが交差してゆく街』ですね。転勤族が多いし大学がいくつもあるから、全国からたくさんの人たちがやってくる。そのぶんほかの街へ…

人生のやりなおしをさせてくれた街、大阪「四天王寺」

著: 吉村 智樹 夢破れ、大阪へと戻ってきた 大阪の「四天王寺」(してんのうじ)という街で暮らした期間は、わずか3年ほど。 しかしその3年間、街の路地を歩き、街の空気を吸うことで、僕はやりなおすことができた。四天王寺は僕にとって、命の恩人ならぬ、命の恩街だ。 31歳。ひと旗揚げたくて大阪から上京した。 41歳。結局、何者にもなれず、大阪へ戻ってきた。 高円寺で借りていたひとり暮らしのアパートを引き払い、こころざし半ばで帰郷を決意した最も大きな理由は「ぎっくり腰」。 往時、僕は…