嫌いだったはずの静岡県沼津市で、自分のダサさに向き合った日のこと

地元が大嫌いだったーー。そう語るのは、歌人の上坂あゆ美さん。生まれてから18歳まで過ごした、静岡県沼津市での思い出や、自分のダサさや呪いと向き合って沼津を認められるようになるまでを、ここ数年で発見した沼津の「文化的スポット」をたっぷり紹介し…

わたしが詩人になることを沼津だけが知っていた

沼津という街で過ごした時間が無かったら、わたしはおそらく詩を書いていないだろう。さらさらと流れる川のように、さあさあと広がり続ける海のように、あらゆる出会いと繋がっている街だ--。そう語るのは詩人の水沢なおさん。十五歳から十八歳までのほと…